緊急事態宣言も解除されました。
ホッとされた方も多いでしょう。
急に元気の出てきた人も多いでしょう。
そして再開できるお店も・・・。
第6波なんて来ることなく以前のような日常を迎えられるのを祈るばかりです。
いずれにしても今回は緊急事態宣言解除記念とさせてもらいます。
伏見を離れ東京・築地までやってきました。
こちらに先月オープンした話題のお店があるというではないですか。
銀座を語らせたら五本の指に入るグルメ王は築地にも顔が利くようです。
その方と一緒に「海玄seagen」さんにやってきました。
これでシーゲンと読むようですね。
お邪魔した時はオープンから間もない日。
このようにすらりとお祝いの花が並びます。
どこかで聞いたことのある名前も見られます。
お店を運営する山幸さんは業界では有名だそうです。
これは期待が高まるばかり。
お昼のピークを越えた時間でしたが、店内は混み合っていました。
そして漂う高級感。
まず一人ではお邪魔できないでしょう。
誰かとならば見栄を張ることもできるでしょう。
ここは思い切って勝負するのです。
メニューを眺めます。
思わずよだれが出そうになりますが、ここは紳士に努めねばなりません。
日替わりランチもありますが、看板メニューを注文すべきでしょう。
「ゴホン、究極の海玄まぐろ丼をお願いします!」
久々に背筋を伸ばし、キッパリと注文します。
運ばれるまで意外と時間が掛かりました。
ただまぐろの刺身を丼に乗せただけではありません。
究極の海玄まぐろ丼 3800円
「お~、なかなかやるじゃないか・・・」
紳士に努めるつもりがいつもの言葉が出てしまいました。
山芋のすり流し、まぐろの一品、まぐろのコラーゲンスープが丼を取り囲みます。
そして究極の丼は・・・。
3種類の部位が丼の中で存在感を示します。
これを見た瞬間、この価格に納得しました。
人気食べ物ブロガーはこの艶を確認しただけで美味しさを判断することができるのです。
あとは何もいうことはありません。
ひたすら丼に向き合うだけです。
こちらの醤油はねぎとろにシュッシュッするにはいいのでしょう。
適切な表現が見つかりませんでした。
ここ最近、まぐろに魅力を感じることがなかったですが、ここはさすがに違いました。
生まれて初めてまぐろを食べた時の感動を思い出しました。
大きな満足を得てお店を出ます。
「山田さん、今日はいいよ」
「えっ、ごちそうさまです!」
ここは素直な人気食べ物ブロガー。
銀座のグルメ王にすっかり甘えてしまいました。
ごちそうさまでした。
緊急事態宣言解除記念に相応しい食べ物ブログでした。