久々に新幹線で酔っ払いながら書くブログ。いつも内容は適当だが、飲んでいるので更に適当な要素であることはご勘弁を・・・。
本日は、Fネットのパートナー会社であるパフのイベントに参加した。合同説明会でもなく、ありがちな啓蒙的な学生的なイベントでもなく、社会人も学生も共に将来を考えるイベントである。
タイトルは「職サークル No.Working No Life Week」。これだけではどんな内容かは全くイメージできないと思うが、要約すると社会人である我々がいかに若者に働くことの意義や喜びを伝え、育てていくかというもの。
このイベントに出席を決めたのは、パフの代表である釘崎さんの想いに近いから。同じような事を僕自身も考えているからだ。しかし、僕の考えなど、想いの強さからいえば、まだまだ弱いものと感じる内容であった。
イベントの構成としては、就職の本質を突いた寸劇、自己を知るためにグループワーク、インターン学生の未来に向けての報告など、多岐に亘った内容であった。
総合司会を務めるポンタこと本田勝裕氏の巧みな話術と積み重ねてきた経験から生まれる学生へのアドバイスが、全体をまとめ上げてくれる。
この著名な方を呼ぶこと自体このイベントと真剣な想いがあると感じるのと同時に、この企画に共感する気持ちが本田氏にもあるのだろう。
13:30からスタートしたイベントは、涙物の寸劇も含め17:30に終了。参加する学生には4時間の長丁場のイベントであったが、そこで得た充実感は時間に代え難いに違いない。
間接者として聞く僕にも忘れてはならないいくつかのキーワードがあった。
「就職活動を通し、殻を破る」「協力と競争が自分を作り出すエンジンの要素」「ヘタクソ一生懸命こそ共感を呼ぶ」「行動し人に出会うこと」etc・・・。
もちろん主催者のパフであったり、本田氏の言葉であることも多いが、何よりも経験を通して学生が発した言葉が素晴らしかった。そこには間違いなく「成長」があるのだ。
そうであると、我々はやはり学生に対し、就職活動を通し、働くことの素晴らしさや楽しさ、期待感を伝えなければならない。
それが再認識できただけでも、このイベントに参加した意味は大きかったように思う。
イベント終了後は、打ち上げにも参加させて頂いた。パフの若手社員との語り合いを中心に、パフに協賛するクライアントの担当の方々とも話をさせて頂いた。
そこでも大いに反省である。
我々田舎者からすれば、東京は効率を重視し、よりロジックを求めることが人間としてプライオリティがあるように思っていた。実に浅はかである。
そこには人間味に溢れ、純粋に人が好きだ!何よりも想いだ!行動だ!と感じさせるメンバーが全員であった。
本来、自分たちが持つべき感情を正直に表現されていた。それを実感した。
築地で海鮮丼を食したことも今日の喜びではあったが、それ以上にひとりの人として、伝え育てる喜びを感じることができた一日であった。
2010年12月19日