本日は一番に出社した。
7時20分。会社の温度をみると何と8度。
外も今年一番の寒さだが、オフィス内も寒い。すぐに暖房をつけるも家賃を値切りすぎたせいか(笑)、なかなか暖まらない。しばらくはブルブル震えながら仕事をすることになった。
それでも社内での仕事は守られた環境がある。強い風が吹くわけでもなければ、雨や雪が降ってくるわけではない。一日中、外に出ている営業を思えば、全然ラクである。恵まれた環境で仕事しているのだ。
そうは言っても、1年半前までは僕も普通に外を回っていたので、この時期の辛さは十分に理解しているつもり。しかし、僕はこの真冬の営業は嫌いではなかった。少なくとも真夏の汗が止まらない季節よりは好きだった。
特に20歳代の頃は、それこそコートを羽織ることなく営業に出ていた。それはクライアントで一々コートを脱ぐのが面倒だったからという単純な理由。その行為自体が失礼であると感じていた時期でもあるし・・・。
そして寒さは何故か緊張感を生む。
そのピリッとした感覚も悪くなかった。早足で歩けば体も暖かくなってきた。暖房が効きすぎるクライアントでは、メガネが曇ったり、逆に汗をかいたりすることもあったが、冬の営業は悪くなかった。
さすがに30歳代になるとコートを羽織って営業に出るようにはなったが、その寒さが苦痛に感じたことはなかったように思う。
その反対で暑さはどうにもならない。クールビズとはいえ、上着がないのは失礼だし、カッコ悪いと感じたし・・・。ハンカチはいくらあっても足りないし・・・。
真夏の営業はかなりくたびれ、その分、ビールの消費量が増えていった。ビールがうまいのはいいが、その分、体はたるんでいった。
営業をしていると季節を敏感に感じることができる。車でいろんな場所を回れば四季折々の景色を眺めることもできる。おそらくいろんな職種がある中では、一番ではないだろうか。
ただ言えるのは、この寒い季節だからこそ、暑い季節だからこそ、手を抜かずにやり続けれるかどうかで、営業の価値は変わってくる。
寒さが襲うこの1月、肌の冷たさをいい刺激材料として営業には積極的に動き回って欲しい。
2011年1月11日