新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方 (アスキー新書) 新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方 (アスキー新書)
(2011/01/08)
斉藤徹

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先日の「キュレーションの時代」から、つながって読む書籍である。
この2冊とも同時にアマゾンで購入したことも、つながっている証拠であるだろう。
(本が届いた日は違っていたが・・・。売れ方はやはり違うんだね。)
立て続けにソーシャルメディア系の本を読むと、ここ最近ソーシャルメディアを通して世の中で起きている出来事が何となくイメージできる。いろんな意味において大きな可能性を感じる。
我々のビジネスにも無限の可能性を感じると同時に、方向を誤れば瞬く間に淘汰されてしまうであろう恐ろしさも感じる。これまで培ってきた信用を継続させるか、または失うかもこのソーシャルメディアの使い方次第で大きく変わってくるだろう。
そう考えると導入は比較的優しいとはいえ、マスメディアへの取り組みを行う以上に神経を尖らせないといけないのがソーシャルメディアだろう。全体的な企業の意識はまだまだ低いのだろうけど・・・。
この書籍はそんな意味合いにおいて、新たなマーケティング手法としても勉強になる。そして、これまで学んだマーケティングの手法は段々と過去のものへとなりつつあるのかもしれないと感じてしまう。
ただ、最終的な物事の判断は人が決めるものであり、パソコンやシステムやソーシャルメディア自体が判断するものではない。
ここにも書かれていた
「商いの原点回帰。ソーシャルメディア活用における本質的価値は、まさに古き良き時代への回帰なのです。」

「電脳化によって人と人、人と物がつながる未来は、むしろサザエさんに描かれるような暖かな未来ではないでしょうか。」
が大切であると考えたい。そして、それを信じて、このソーシャルメディアへの取り組みを行っていきたい。
勉強になりました。