本日は朝7:30から行われた朝食勉強会に参加した。
場所は名古屋・上前津のホテル。
出身大学の経営者で構成される同窓会組織で、以前からお世話になっているクライアントの社長の紹介で昨年秋に入会したのがこの会。
2か月に1回、ゲストを招いて勉強会を行うのだが、これまでバタバタと忙しかったこともあり、今回が初めての参加となった。
右も左もわからない状態で出席したため、いきなり出された豪華な朝食には驚いたが、開始時間に迫っていることもあり、慌てて平らげた。
参加されている方は、ほとんど僕よりも遥か先輩の方ばかり。僕が出席者の中では一番若かったのではないか。久々に緊張感を味わった。
新人会員ということもあり、簡単な自己紹介の時間を頂いた。
その後、ゲストであり大学OBに方の講演が始まった。
その方は名古屋の老舗和菓子メーカーの副社長。創業は江戸時代万治。かれこれ350年の歴史を持つ伝統ある和菓子メーカーだ。
今回は、名古屋名物のひとつである”ういろ”の話をされた。漢字では外良とか外郎と書く。全国的にも名古屋名物の認識だが、これは昭和30~40年代に名古屋で有名な大須ういろや青柳ういろがTVCMを大々的に流したのが原因で、本来の発祥は山口県という。
こんな事実は、今回の話を伺わない限り一生知ることはなかっただろう。
ういろ自体は600年ほどの歴史があるわけだが、生産地や味も時代とともに変わってきているようだ。甘さも今が一番抑えられている。現代の健康志向の表れだろう。
そのような歴史の話から最近頻繁に出てくる食品偽装の話まで、普段、耳にすることのない内容を聞くことができたのは貴重であった。
経営に関する講演ばかり聞いている身としては、かなり新鮮であり面白かった。朝早くからこのような場を設けてもらうことも有り難い。
そんな今日は久々に朝の地下鉄東山線に乗車した。ラッシュよりもかなり早い時間であったため、すし詰め状態にはならなかったが、混み合う地下鉄も久しぶりのことだ。
そして、今後のことも考え購入したマナカ。
ピッと改札を素通りするのも気持ちいいものである。そして、朝早くの行動は、一日が長くていい。
次の朝食勉強会も楽しみだ。
2011年3月8日