毎年、就職活動を控える学生さんに発行している「業界リサーチ」がつい最近、納品された。
東海地区を切り口に各業界について分かりやすく解説している。
社会人にとっては当たり前の知識(そうでもないか・・・)となる
各業界の特徴を就活生の入門編としてまとめているのだ。
これを読んでも十分な知識にはならない。
何となく世の中の全体像が掴めるだけの冊子である。
そう言ってしまうと身も蓋もないが、それはこの冊子を否定するのではなく、
まずは分かりやすいところから吸収してもらいたいのだ。
業界研究、企業研究は就職活動においては必然だが、
その言葉ばかりが先行するとどうしても身構えてしまったり、必要以上に難解なものと認識してしまう。
まずはサクッと読める読み物として、抵抗感をなくしてもらいたいのだ。
その手軽さが受けてかどうかは分からないが、大学での評判もまずまずで、
まとめてオーダー頂くことも多い。
今年も9月中旬に大学3年生に配布したいという懇意にする大学の要請から、
この時期に完成させたわけだ。
就職活動は3月へ後ろ倒しになるが、キャリアセンターの指導は基本的に変わらないわけですね。
この「業界リサーチ2016」にはエコノミスト内田俊宏氏が、
中部地区の今後の動向について語っている。
この東海地区を代表するエコノミストでマスコミの露出も多い。
最近、やたらTVに出演されているなと思うのは僕だけだろうか・・・。
この冊子にも毎年、快く協力いただけるので有難い限りだ。
エコノミストらしい切り口だが、学生が見落としがちな業界の盲点など
を優しく分かりやすく解説している。
好調な中部経済だからこそ、注意して理解してもらいたい。
そして、それに対抗するようにライバル心むき出しで、僕も登場する。
それは、内田さんに失礼ですね。ただのオマケの登場です・・・。
余ったページを埋めるためと社内でも囁かれているが(笑)、そこまで酷い話ではない。
結構いいことを呟いている。と勝手に思っている。
いや、もしかしたら叱られる対象になってしまうかも・・・(汗)。
こういった冊子が発行されると就職活動に対しても意識的になってくるかとは思うが、
今年はどうだろうか・・・。
まずは第一歩だな。
この表紙のデザインは、果たして学生に受け入れられるのだろうか(笑)。