「いやあ~、面白かった。こんなくだけた方だとは思わなかった。」
というのが、本日の講演を拝聴した時の正直な感想。
著書「経営の教科書」を読んで感銘を受けて、絶対にお話を伺いたい一人であった新氏。今回、有難い事にその機会が訪れた。
タイトルは「企業を伸ばすリーダーの条件~グローバル時代に通用するリーダーとは~」
著書の内容から、講演は厳格で時に参加者を叱咤するようなイメージを勝手に思っていた。いい意味で裏切られた。
僕が想像していた人物像とは180度異なったのだ。
2時間半の講演中のダジャレは数知れず。ウイットに富んだセンスのある逆もあれば、ドン引きするようなオヤジギャグもあり、ユーモアに溢れていた。
しかし、本質ははずさない。これからのリーダー、いやリーダーとして普遍的で必要な能力を原理原則に沿って分かりやすく説明されていた。
これまでいろんな場で学んできたことから、全く新しい事があったわけではないが、その論理的かつ感情的な要素を含んだ話は説得力に満ちていた。
これだけ長い講演時間でもメリハリがありダレる事が一切なかった。70歳を超える高齢でありながら、エネルギッシュであり、休むことなくテンポよく話される内容には感服。
それはご本人の「グローバルな人材を育てる」というミッションを表れだと思う。爪の垢を煎じて飲まなければ・・・。
今回の講演内容をオープンしてしまうのも有難味がないので、ここでは割愛するが(卑怯かな・・・)、価値のある時間を過ごさせてもらった。あとは少しでも自分の物にしなければならない。
ひとつだけ印象に残った言葉を披露。
「コツコツカツコツ」
コツコツやれば、勝つコツと克つコツが身につくというもの。なるほど!
本日はありがとうございました!
2011年6月2日