本日は母校である愛知大学にて大学4年生に対し講演を行った。
先週は車道校舎、本日は豊橋校舎である。あいにくの雨。しっとりとした天気ではあるが、歴史があり緑が溢れる豊橋校舎は、その光景も悪くない。
どこの大学に限らず、今年の4年生はどこも苦戦しているようだ。大手企業が6月に選考をずらしたといっても楽観視できる要素はない。
危機感が手伝ってか、6月中旬にも関わらず70名ほどの学生さんに参加してもらい、話をさせてもらった。
女子学生が8割。それは今の状況を明確に表しているともいえるし、逆に男子学生の行動力だ足りないともいえる。
これも共通だが、どこの学生も女子の方が積極的だ。
講演テーマは「中小企業の魅力と探し方」。
昨年と全く同じテーマなので、工夫がないと言ってしまえばそれまでだが、昨年の内容に環境要因やここ1年で感じたことを加え、バージョンアップさせた。
(2回目聞くにしてもわからないかもしれないが・・・)
話の中心はテーマどおりなのだが、学生の懸念材料である「中小企業は将来が不安」という要素をわかりやすく取り除いたつもり。
わかりやすく言ってしまえば、経営が不安定な企業は新卒採用しないということ。採用し固定費がかさむリスクを不安定な企業が選択することは基本的に考えにくい。しかし、その点は学生には到底理解しがたいようなことにも思えるので、そのあたりの解説も加えた点である。
そんなこんなで持ち時間の1時間はあっという間に経過してしまった。
うなずきながら話を聞く学生もいれば、必死にメモを取ってくれる学生も多かった。僕の話がどこまで伝わったかは定かではないが、少しでも「気づき」があればいいし、凹んだこの時期だからこそ、少しでも元気になってもらいたい。
安易なことは言えないが、諦めなければ必ず道は開けると・・・。
講演終了後は、以前キャリア担当をされていた方の部署に顔を出し挨拶。そして、せっかく大学にお邪魔したのだからと学食へ。
一緒にいた社員に大盤振る舞い。(学食だから・・・)
昼からちょっと食べすぎか・・・。
雨の大学講演。このような機会を頂き、改めて感謝。
2011年6月16日