その結果はTBS「サンデーモーニング」で知った。延長の末、なでしこジャパンが強豪ドイツを破ったと・・・。
それでもつい、BSの再放送を観てしまった。
まるで大人と高校生いや中学生のような体格差での戦い。そして完全アウェーなスタジアム。
ワールドカップ2大会連続優勝のドイツに対して、日本が勝つと予想した者は正直なところ、少なかっただろう。
それでも成し遂げてしまった。
結果は既に分かってゴールは決まらないのに、ドイツの一方的な攻めにヒヤヒヤし、そのシュートにハラハラした。
最後の最後はクリアで外に出すばかりであったが、その選手の執念は強く感じ、感動的だった。
終了後、思ったほどの涙はなく、選手はみな笑顔で充実感に満ちた表情をしていた。試合後のインタビューも冷静で、次への試合を豊富を語っていた。
そして、チーム一丸で戦い抜いた事、回りのサポーターに支えられた事、それに対しての感謝、口々にするコメントは、まさに日本人らしい気持ちの良い内容であった。
これからは、日本人の特徴である精神性や気質、大切にするものも女性が教えてくれる時代なのかもしれない。
そう感じざる得ない試合であった。
もしかしたら、このまま勢いに乗って、行くところまで行ってしまうかな・・・。最近、元気が出るニュースもないし、期待させてもらおうか。
それにしても、ドイツはサッカー先進国だけあって、監督も女性なんだ。初めて知った。
見た目は凛々しく知的でカッコよかった。何となく政治家っぽく見えたけど・・・。
次はベスト4のスウェーデン戦、楽しみにしている。
2011年7月11日