本日より名大社では、インターンシップの学生を受け入れている。
毎年、夏休みの時期に2週間のインターンシップを経験してもらうのだ。例年は男子学生1名、女子学生1名なのだが、本年は男子学生2名の構成。う~ん、ちょっと寂しい。(失礼!!)
これからの2週間で、人材ビジネスの特徴から、開催するイベント運営に関わるサポート、営業同行と我々が普段行っている事業をカッコつけることなく体験してもらう。
一般的に学生さんのバイトは、店舗であったり、塾であったりとBtoCが中心のため、我々のようなBtoBの世界を経験することは滅多にないはず。
そんな経験を通して、この後行う就職活動に役立ててもらいたい。それは世間を知るということだけでなく、社会の厳しさを知るということであり、だからこそ働くことは素晴らしいんだぞ!と伝えていきたいのだ。
昨年、当社でインターンシップを経験した女子学生は、当初は事務希望で、営業については否定的であった。それがインターンシップを経験することで、彼女は営業を志し、結果的にそちらの道で内定を獲得した。もし、その経験がなければ、彼女の場合、営業の仕事を就職活動でも避けて通ったのかもしれない。
だからといってそんな魅力の場を見せたわけではない。若手社員との営業同行では、飛び込み営業も一緒に行い、門前払いを当たり前のように経験している。それもこの暑い時期に。それでも、彼女が営業を志望するようになったのは、何らかの理由があったはず。
名大社の若手社員と同行したことで、これくらいなら私にもできると変な安心感を与えてしまった。それが理由なら、褒められる行為ではないが(本当はそうだったりして・・・)、別にあるはずだ。
営業という職種は、どうしてもモノを売りつける、ノルマに追われるイメージがつきまとう。しかし、そうではなく、人と人との信頼関係の構築が明確にわかる仕事なのだ。時に喜ばれ、時に叱られる。
そんな経験を目の前で一緒に体感することになる。体が凍りつくシーンもあるかもしれないが、そこが重要なのだ。
そのオフィスを失礼した時に、その若手社員がインターン生に何を伝えるかがカギ。その伝え方如何で、その仕事のヤリガイや喜びは大きく変わってくるものだと思う。影響力が強いのだ。
そう考えるとうちの若手社員も捨てたもんじゃないな。
(もしかしたら本当に大したことないと思われてるかもしれないが・・・)
本日は僕も2時間ばかりワークを行った。
なぜ働くのかを落とし込み、その先にある価値を考えてもらったのだ。本日1日でどう感じ取ったかは不明だが、この2週間で働くことの意味を十分学んでもらいたいと思う。
ようこそ!インターン生。
明日からもよろしく!
2011年8月24日