6月からスタートした大学の授業も今週で終了。
ちなみに南山大学は祝日は関係ないので今日も授業。
午後からテツ&チカのコンビで大学に出向く。
非常勤講師として既に5年目。
僕らが行う「自己とキャリアの形成」も定番の授業だね(笑)。
今年は3年ぶりの対面授業で学生数も150名を超えた。
直接、学生と話す機会は少ないが、オンラインよりは圧倒的にやりやすい。
学生が熱心に聞く姿や空気感は刺激を与えてくれる。
一部、寝ている学生もいるが、さほど気になることはない。
ここで自分の将来について真剣に考えようという学生に向かって話していくだけ。
毎週月曜・木曜の週2回、準備、授業、レポートの熟読、
質問の回答のルーティンはそれなりに大変だが、学生のレポートを読む度に疲れも忘れる。
スライドの作成から学生対応はニシダがやってくれるので、僕より数倍大変。
ここは改めて感謝したい。
これからもよろしくね!
この授業では大学OBで社会で活躍するゲストを招く場も多い。
今年も入社2年目の若手から勤務20年の取締役まで5名に登壇頂いた。
ご自身の経験や価値観を交え自分のキャリアについて語ってもらった。
共通するのは「偶然」を大切にし、各々の「転機」を理解していること。
クランボルツ先生やシュロスバーグ先生の理論通り。
学生がここで受ける影響は大きい。
僕とニシダのキャリアが全く異なるようにゲストも人それぞれ。
新卒から取締役までなった方もあれば、転職経験6回、専門性を生かした方もある。
学生にとってはどれが正解か頭が混乱するが、僕らは全て正解と伝えている。
自分で解釈し、自分の将来に照らし合わせ参考にするしかない。
そこを踏まえ「変化」の重要性を問うていく。
最初の頃は答えを求める質問が中心だったが、
正解は自分で作れ!とクドクドと話すので、質問内容や学びのレポート変化してきた。
経済産業省の「未来人材ビジョン」で若い世代に求める能力は授業で求めることと共通する。
今まで真面目さやミスをしないことが正しいと認識されたいたが、これからは異なる。
問題発見力や的確な予測にとって代わる。
学生にしてみれば「え~っ、なんで~」となるだろう。
エラそうに語る僕も同じ。
学生に促しながら、自分に向かっていっている。
それが授業の実態だったり・・・。
僕らは学生に教えながらも一緒になって変わっていく。
ある意味、立場は変わらない。
先月は母校でも一コマ話させてもらった。
それが非常勤講師としてやってきた授業。
どこまで役に立つかは分からないが、今のところ評判も悪くはない。
来年はコマ数も増えそうだし・・・。
まずは今日と木曜、しっかりと伝えていきたい。