今シーズン、初となるマラソン大会である。そんな季節が遂にやってきたのだ。
本日は岐阜県海津市の木曽三川公園で行われる長良川ふれあいマラソンに参加。クォーターというあまり他の大会では見られない10.5キロを走る大会。シーズンスタートとしては、あまりヘビーでない距離なので調度いい。
今回は大学のクラブの仲間3名と一緒に走ることになった。40代半ばになって大学時代の友人と走るのは不思議なものである。それも体育会系のクラブではなく、映画研究会という由緒正しく文化の薫りがあり芸術性の濃い(?)マラソンとは全く無縁のクラブ出身者だから、よくわからない。
しかし、そんな連中がこんなお揃いTシャツを着てのマラソンなのだ。
誰が見てもどこかの居酒屋のユニフォームと思うだろう。(誰がこんなものを作ったんだ・・・。いい値段を出して)
そんな事はどうでもよく、この「長良川ふれあいマラソン」は岐阜県が来年開催する全国障害者スポーツ大会「ぎふ清流大会」のために力を注いでいる象徴的存在ともいえる。そのため障がいを持ったの車イスでのマラソンが中心にこの大会は行われる。本格的な競技用の車イスランナーから一般的な車イスで走るランナーまで数多くの方が参加されていた。
一般的な車イスの方とは同じコースを走るわけだが、その姿を見るだけで心が打たれる。懸命な姿が僕に勇気を与えてくれるのだ。
結果的には10.5キロで54分という平凡なタイムで終わったが、気持ちのいい走りができた。努力が足りないのも事実だが、初回としては許される範囲内のタイムであろう。(終盤はかなり苦しかったが・・・)
この大会の基本方針にも感銘を受けるが、何が素晴らしいといえば参加費が安価の割に、参加賞が充実していることだ。1500円の参加費に対し、Tシャツとタオルとお弁当が付いてくる。
もちろん完走後のスポーツドリンクも用意されている。
完全に岐阜県の持ち出しとも思われるが、参加者にとっては実にうれしい大会であった。もっと参加者が増えるとこの大会も更に盛り上がるだろう。
いよいよ本格的なマラソンシーズンになってきた。11月にはいびがわマラソンが待っている。
この一ヶ月間、もっと走りこんでハーフを走りきる体力を作らねばならない。
10月もスタートしたばかり。
さあ、走りやすい季節になってきたことだし、精進していくか。飲む量を減らしながら・・・。
2011年10月2日