今回は小学4年の息子の話。我が家では中二の娘も息子も必ずクラスの学級委員に立候補させている。
正式には小学校4年以上は学級委員と言う名称ではなく、代表委員と言うらしい。学級委員のほうが分かりやすいので、そちらで統一させてもらうが、この2学期に息子は学級委員に立候補した。
僕は学級委員になる事をそれほど臨んでいるわけではない。落選しても全然構わない。勇気を持ってチャレンジする事が大切であり、落選して悔しいと思うことが重要であると考えるからだ。結果が出ればうれしいが、負けたとしても立候補する行為に対しては褒めてやりたいと思っている。
調子がいいだけの息子であるが、3年生時も無事にこなしたようだ。そして、本年も6名が立候補した男子生徒の中で偶然にも選ばれた。立候補の言葉として「元気で明るいクラスにしたい!」と言ったそうだ。(ありきたりだな・・・)。
一方で選ばれた女子生徒は「このクラスはうるさくて他のクラスに迷惑を掛けているので、それをなくしたい」と言ったそうだ。
おいおい、全く意見の異なる学級委員を選んだのではないか。一体、どうなるのだ・・・と、こちらが不安に陥ってしまう。
しかしである。
小学4年の学級委員は生徒会の役員にも立候補できる権利を与えられる。その役職は書記なのだが、1名だけ学級委員から選出されるというのだ。その役割が何かを理解していない状況の中で、何故か息子はその書記に立候補。6名の学級委員のうち、息子ともう一人が立候補したので、1/2の確立で選ばれる。立候補したもう一人は、どうしても書記をやりたかったらしい意欲的な少年。立派だ!
二人で決選投票になるわけだが、驚いた事にやる気があるだかないだが分からない息子が選ばれてしまった。それも息子はもう一人の方が相応しいと思ったのか、自分には投票せず、ライバルの相手に一票を投じたのだ。親でなくても全然理解できない。こんなんでいいのかな・・・。
初めて知ったのだが、書記になると学級委員は辞退しなければならないとのこと。息子は書記に転じて学級委員を辞退することになった。
それはそれでいいか。きっといい経験になると思う。貴重な2学期を送ってもらいたい。
次は中二の娘である。中学生では間もなく学級委員の選出がある。そもそも息子も姉である娘の影響で学級委員になってきた。僕とは悲しいかなほとんど会話がないので実体は分からないが(涙)、嫁さんの話だと本人は立候補するらしい。
こちらについても結果はどうでもいい。まずは勇気を出して手を上げる事。それが重要。
今回はちょっと親バカブログになってしまったが、許して頂きたい。
2011年10月4日