先週の日経ビジネスの特集は「忍び寄るSNS疲れ~リスクを乗り越え使いこなせ~」。
Facebookにファンページを開設し、顧客に向けた新たなサービスを展開する企業が急増している。書店に行ってもSNS絡みの書籍は目立っているし、僕も既に何冊かは読んでそれなりの学習はしている。
名大社においても新卒学生向けではあるがFacebookページで就職関連の情報を流したり、twitterでも同様につぶやいたりしている。Facebookページのいいねは最近300を超えたばかりなので、発展途上であるのは間違いないが、ようやく手応えを感じるようになった時期が今。
Facebookにせよtwitterにせよ、社員に担当させているわけだが、この人選には迷うこともあった。無理矢理やらせるのは日経ビジネスの記事のように負のスパイラルに陥るだけなのはわかっていた。
その本人がSNSに関心がなければならないし、多方面に目配せができないといけない。軽はずみな発言が炎上を招き、企業イメージを下げてしまうことは大いにあり得る話で、それは絶対に起こしてはならない。それを必要以上に認識させなければならない。
僕のブログも同様で、個人的な色合いが強いにしても、会社を代表して書いているため、細心の注意は払わないといけない。
(そもそもレベルの問題はありますが・・・)
思いつきで話したことが命取りになるケースも想定しないといけないのだ。ただ僕の場合は、全て自分で責任をとる覚悟があれば済む話。しかし、社員の場合はそうはいかない。責任を取らすわけにはいかない。
かといって、いちいちチェックをしていてはSNSとして機能しない。多くの企業で悩ましいところだろう。
従来の販促や広報とは全く異なり、前例があるわけでもない。自分たちの手でノウハウを掴んでいくしかないのだ。
そこも含め「SNS疲れ」になるのだろう。
結局は発信する本人が楽しめるかどうかが、カギとなるのだろう。ブログも勢いよく立ち上げたはいいが全く更新されてなかったり、一言二言で終わってしまうのが多いのも同じことだと思う。
そして、体内に習慣化できるかも重要。歯を磨くのと一緒と思わなければ、やらない方がいいのかもしれない。
うちのSNS担当は歯を磨く事を面倒くさいと思ってなければいいが・・。
自分にも問う。ブログを書く事を楽しんでいるかと・・・。
こんなブログでも、ネタに困りもがき苦しむことだってある。
それも楽しみだったりして・・・。
2012年2月13日