昨日は暖かい一日だった。
先週までは4月とは思えない寒い日が続き、通勤の際もコートを手離すことができなかった。花見で有名な名城公園や鶴舞公園の桜も見に行く気になれず、悶々とした日々を送っていた。
そして、迎えた4月第2週。昨日は暖かい一日だった。
スーツを春物に替え、明るい色のネクタイを締め出勤。コートなんて必要なし。そうなると、気持ちも高ぶってくるから不思議だ。しかし、それが春だ。何もなくてもワクワクする季節なのだ。
昨日の午後は三の丸の官公庁に出掛けた。用件を済ませた後、会社まで徒歩15分程度の道のりを桜を眺めながらのんびりと歩いた。
天気はどんよりと曇ってきたため、華やかさは欠けたが、愛知護国神社の桜はほぼ満開状態。
今年ゆっくりと眺める初めての桜だった。
先週末はfacebookで友人達が、あちこちで桜の写真をアップしていた。それだけ花見に出掛けた方が多かったわけだが、日本人は桜が好きだという証でもある。僕もつい見惚れてしまう。
いくら新緑が眩しくてもそんなに写真は撮らない。紅葉の季節でもここまでもみじの写真はアップしない。今の季節だけなのだ。
うちの娘も息子も新学期がスタートした。学校には必ずと言っていいほど、桜の木がある。初々しい新入生には桜の背景が良く似合う。
この桜、今週末には散ってしまうかもしれない。
本日も外出をしたついでにぼんやりと眺めることができるだろうか・・・。
2012年4月10日