なぜか与えられた課題図書。
久々に問題解決系の書籍を読んだ。
最近、頭を使うことがめっきり減っているので、
たまにはこうしたジャンルで刺激を与えた方がいい。

18年前に通ったグロービスの「クリティカルシンキング」を思い出した。
当時は論理的思考力のかけらもなかったが、
この授業のおかげで人並みに考えをまとめられるようになった。

しかし、それは常に訓練して維持できること。
脳みそも使い続けなけりゃ、あっという間に退化する。
今はそんな状況かもしれない(汗)。

当時、問題解決を山ほどやったが、今も基本は変わらない。
本書に書かれていることも近い面はある。
しかし、それは近い面に過ぎず、ここで求められるのはそんな事だけではない。

「深さ」「広さ」「構造」「時間」の視点で解像度を上げろということ。
クリティカルシンキングの場合はwhat→where→why→houや
why?why?why?を繰り返し、考え抜くことが必要だったが、
解像度を上げるにはそれだけではない。

サーベイやデータ分析も大切だが、
手を動かす、体を動かす、何よりも行動することが重要だという。
情報を集め思考するだけでは足りない。
人と話をする、インタビューする、体験する。
それにより深くなったり、広くなったり・・・。

本当はそれをきれいに分けて考えるとより整理ができるが、ここは感覚的に収めておこう。
ここはふわっとした解像度状態のブログでいい。
解像度が高いブログだと本書を読む必要がなくなってしまうし・・・。

最近、話題のChatGPTを使うと更に脳みそが退化するが、もはや時代の必然。
これは効率的なツールとして、いい活用をする。
同時に時間を掛けて長期の視点を持つ。

これだけ情報が溢れ、なんでも手に入りそうだが、実際は何も手に入らない。
それは自分自身の解像度がイマイチなのか・・・。

そんなグダグダな状態から脱するためにも「あるべき姿」を意識しながら行動していきたいね。