ミッションからはじめよう! ミッションからはじめよう!
(2012/03/26)
並木 裕太

商品詳細を見る

家から徒歩1~2分の場所にTSUTAYAを併設した書店がある。
暇な時など、ぶらっと顔を出し立ち読みすることもしばしば。ローカルな書店は雑誌は充実しているが、単行本(特にビジネス書)は駅前あたりの大型書店と比較すると明らかに物足りない。当たり前だけど。
普段この書店でビジネス書を買うことはまずないのだが、ふと目に留まり、つい衝動買いしたのが本書。中味もほとんど見ずに・・・。
読み始めて数十ページの段階で、買ったことを後悔。ロジカルシンキングとマーケティングをただ組み合わせただけじゃないかと・・・。
貧乏性の僕は、余程つまらない本でない限り、途中で止めることはしない。そのため読み進めることにしたのだが、最初に抱いた感想は大変失礼にあたるのが途中で分かってきた。
確かに初級編であることは否めないが、僕の知らないワードや考え方もあり、学ぶべき点も多数見られたからだ。
レック(REC)という言葉、
課題の重大さを認識、つまりレジスターし、
課題が我がことであると理解、つまりエンゲージし、
その課題を解くことが自分の仕事であると感じている、つまりコミットしている。
そんな言葉は全く知らなかった。
そして、ミッションコーンやミッションの五か条も・・・。
もしかしたら過去学んだかもしれないが、すっかり抜け落ちている。
我々のミッションは○○で、なんて偉そうに言っている自分が情けなくなる。ちゃんとした定義を体の中に落とし込めていないではないか・・・。
反省・・・。買った意味は十分ありました。
そして、どうでもよく感じたこと。
結局、コンサルは何もしてくれないということと、著者の並木氏は自らを上手く宣伝しているなということ。
ステップゼロか、なるほどね・・・。