京都に出掛けた際、時間があったのでお邪魔したのがこちら。
サントリー<天然水のビール工場>の工場見学。
長岡京駅からシャトルバスで向かうのが一般的だが、こちらは車で近くから電話して予約。
それでも親切に対応してくれた。
受付を済まし記念撮影。
工場見学スタートまではサントリーの歴史を学ぶ。
「琥珀の夢」を思い出してしまった。
ガイドの女性は気さくで工場内を面白おかしく伝えてくれる。
同行するベテランの社員さんもどんな質問にも丁寧に答えてくれた。
ビール好きのオヤジとして、あれこれと聞きまくった。
仕込みから発酵、貯酒、ろ過からパッケージングと工場内を案内してもらう。
工場内はほとんど人はいない。
仕事の現場も気になるので、その点も聞いてみたが、
見えないところで働いているみたい。
工場内はしっかりと見学ルートができており、ビールの製造工程で必要なことを教えてくれる。
プロジェクトマッピングでの演出も盛り上がっていた。
こんな感じでビールが出来上がる。
工場見学をした後は楽しみな試飲。
僕は運転手なので飲むことはできない。
そのあたりは厳格な案内があり、首から下げるホルダーはピンクで一目瞭然。
「泡をなめてもダメ」とこちらがやりそうなことを先回りして話される。
この試飲はビール好きには最高。
できたてのプレミアムモルツを抜群の注ぎかたで提供してくれる。
試飲はそれだけだと思っていた。
このあたりから僕の気持ちが段々揺れ動き始める。
その後、プレモル、プレモル香るエール、マスターズドリームの飲み比べ。
テイスティンググラスでそれぞれを味わう。
一人で参加しているオジサンたちを最初は寂しい人と捉えていたが、
途中から羨ましい人になってきた。
3種類のテイスティング後、最後に一番のお気に入りをもう一杯飲ませてくれる。
それも大きなグラスで・・・。
家人はマスターズドリームをもらい、グビグビと飲んでいた。
昼から計5杯のビール。
それも全て無料。
その間、運転手の僕はオールフリー。
僕があまりにも羨ましそうな顔をしているので、案内してくれた女性が同情してくれた。
家人に言わせれば僕が飲むんじゃないかと目を光らせていたようだ。
ビールの匂いを嗅いでいる時は凝視していたみたい。
こんなツアーだと知っていれば車でお邪魔するんじゃなかった。
悔しくて悔しくて仕方なかった。
満足そうに飲み干すオジサンへの冷たい視線は気づかれず。
最後にアプリ登録をしてプレモルを1缶もらい終了。
いい勉強になったが悔しい思いをした70分。
次回は絶対にシャトルバスでお邪魔したい。
<追伸>
あまりにも悔しかったので、その場でビールひと箱を購入。
それぞれ6缶ずつ入る優れもの。
まんまとサントリーの戦略にはまったという話ですが(笑)。