何だかアパートを経営しているようなタイトル。もちろん全く関係ない。
昨日は愛知県のある大学で講義の機会を頂いた。昨年も同じ時期に対応したので、今年はパート2ということ。
経営学部の3年生を対象とした授業で、週替わりで東海地区のトップを招き、経営者講座を実施するのだ。
テーマは「経営者が語る”私の経営”」のため、意味不明なブログタイトルになった(笑)。
数ある企業の中で、僕が2年連続受け持つのは、どう考えてもミスジャッジだとは思うが、学生に近い事業を行っているのがオファーの理由だろう。
学生時代にほとんど授業に出ていない自分がいうのはおこがましいが、最近の授業はこんなもんかというのが終わった後の感想。
正々堂々と寝ている学生が多い。講座が始まる前に私語を厳禁した代わりに、「眠たかったら寝てもいい」と発言したことが要因かもしれないが、あまりにも素直すぎ(笑)。もう少し遠慮がちに寝るのが、話し手に対しての配慮じゃないかなと訳が分からないことを思ってしまった。純粋で素朴なのかな・・・。
しかし、それは学生が悪いわけではなく、学生を責めるのは間違っている。僕の話が魅力的であれば、寝ようと思っても惹き込まれて起きているだろうし、僕が伝えたいことと学生が求めることとマッチすれば寝ないだろうし・・・。
学校の授業のように強制力の求められる講義で相手を惹きつけるのは難しいことだろうが、まだまだ実力が足りないわけだ。
それでも真剣に耳を傾けてくれる学生も多数出席していたので、やりがいのある講座であるのも事実。
僕が伝えたかったのは、どんどん失敗をして悩め、でも諦めるなということ。自らの経験と就職活動の現状を踏まえ、70分程度話をさせてもらった。
学生の顔つきを見る限り、将来に明確な考えを持っている者は少ないと思うが、これをキッカケにしてもらえるのであれば喜ばしい。
ローカルなエリアにある大学は、のんびりしている学生が多い。それはそれで悪くない。だが、もう少し他の大学との接点など刺激を与えられる環境があると、競争意識も芽生えるだろう。
と、そんな感想も持ってしまった。
2012年11月17日