昨日は勤労感謝の日。
しかし、勤労を感謝されることもなければ、ゆっくりすることもできない慌ただしい一日だった。午後の出来事は僕にとって重要で忘れることのできない時間。これに関してはもう少し落ち着いた時期にじっくりと話したいと思う。
午前は以前から依頼を受けていた「NAGOYAビジネスプランコンテスト」での講演。
大学生と若手経営者が企画するイベントで、学生を中心にビジネスプランを考えプレゼンをし競い合うというもの。2泊3日の合宿で、いくつかのチームに分かれ、マーケティング、財務・会計、プレゼンスキルなどを学んだ後、事業計画書・収支計画書を作成し発表する内容。
今どきの若者はこんなことにチャレンジするんだと感心しながらも、僕がそのイベントに先駆けて行われる基調講演の講師。参加者は自らの意志で少なくないお金を払い、合宿に臨むのだから意欲的なメンバーが多い。
講演をやらせてもらうとわかるのだが、舞台から会場を見渡した瞬間に参加者の姿勢を感じ取ることができる。ここで何かを学ぼうとするのか、しないのかを・・・。
今回は前者だったため、僕も話す内容には熱が入ってしまい、終盤は時間調整しなければならない状態だった。
これまで講演と言えば、就職の関することがほとんどであるが、昨日は全くの別物。僕が入社して社長に就任するまでの軌跡を、その時々に頂いた言葉を引用しながら進める形式。
ある出来事が重なったため、その話の流れに自分自身が感傷的になってしまう愚かさはあったものの、あっという間に時間は経過してしまった。(自分でしゃべってるんだから当たり前か・・・)
僕がスタッフ含め参加者に遠まわしに言いたかったのは、僕のような大して能力のない者でも、続ければ何とかなるぞ!でも、それは自分の力だけではないぞ!ということ。単純明快、超シンプルな話。
講演終了後は、次の予定があるため、まるで人気タレントのようにそそくさと会場を後にした。感想を聞くことも、イベント全体を知ることもできなかったのは残念だったけど・・・。
少しでも今後の生き方の参考にしてもらえれば幸い。できるだけ多くに人に出会ってもらいたいと思うし。
本日はこの後、河口湖に向かう。
いよいよ明日である。いい天気になることを期待したい。
2012年11月24日