この映画を絶賛する友人が多かったのが理由で観た本作品。シンプルに言ってしまえば、評判通りの素晴らしい作品だった。あまりにも期待していたため、ハンカチを濡らすつもりだったが、そこまで辿り着けなかったのは残念だけど(笑)。
2時間40分の大作の場合、途中でだれて眠くなることがままあるが、この作品に関しては全く時間の長さを感じることはなかった。それだけでも評価に値するだろう。
ミュージカルを観る機会はなく、原作も読んでいない完全素人状態で臨んだわけだが、映画を観終わった感想で言えば、これをどうやって舞台にするだろうと不思議に思ってしまった。
ミュージカルからスタートした人は全く反対のことを考えるだろうけど・・・。時代背景やスケール感だけ捉えれば、断然映画の方が合っているように思えるし。
唄いながらの台詞は映画を観るにつれ慣れてくるので、それほどの違和感はない。むしろパリが舞台なのに全編英語という方が違和感を持ってしまった。当たり前な話だけれど。
そんな事を言っていたら、映画「テルマエ・ロマエ」は一体どうなるんだ・・・。メチャクチャじゃないか・・・(笑)。
くだらないことは置いておいて、この映画の監督を確認してみるとトム・フーパー。
どこかで聞いたことがあるような名前と思い調べてみるとつい先日DVDで観た「英国王のスピーチ」の監督。なるほど・・・。年齢もまだ若い。これは今後が楽しみ。要チェックの監督だな。
2013年1月12日