今週からスタートした年度末の個人面談。
昨年は部長以下のメンバーだったが、今年は思い切って全員。一人1時間程度の時間で、この一年を振り返り、何ができて、何ができなかったかを話し合う。
僕が話すこともあるが、基本的には聞く側に回り、本人がどんな考えを持ってこの一年間を過ごしてきたかを語ってもらう。漠然とした話だけでもお互いのプラスにはならないので、営業についてはどれだけの営業利益を会社に残し貢献しているのかも明確にする。
自分で売上を管理し前年との伸び率を把握していても、全体の中でのポジションは曖昧だったりする。そこを数字で明確にすることで、自分の立ち位置が確認でき、現在の収入が妥当なのかどうかも目の当たりにできる。
メンバーによっては危機感が芽生えたり、ホッとしたり、笑顔が見られたり感じ方は様々だが、そこも含め全員で一つの会社なんだと実感する。うちのようなサイズの会社では全員が重要な戦力であり、全員が会社の代表という意識も持たねばならない。
まだ足りないと思えば、力をつけるだけだし、結構やってると思えば、更に上を目指すだけのことだ。そんな前向きな姿勢を続け、最終的に会社が良くなればいい。本当の意味で一人ひとりが主役になるとも思う。
普段コミュニケーションを取っているつもりでも、サシ飲み以外でじっくりと1時間話をする機会は多くない。僕自身が伝えたつもりでも不十分だったり、逆に僕の受け止め方が弱いこともある。嫌な話もいい話も真摯に話すのが僕の最大の役割なんだろう。
そして、その話した内容は記録に取っておかなければならない。翌年に改めて振り返る際に必要にもなるわけだし・・・。
そんなやりとりをしているとあっという間に一日が過ぎて終わってしまう。終日、会社で過ごすのも結構疲れるものだ(笑)。心地よい疲れだけど。
もうちょっとの日数だな・・・。
面談の最後に「社長にモノ申すことがあれば言ってくれ」と促す。多少の遠慮はあると思うが、嬉しい意見も手厳しい意見もあり、それも刺激。
だが、圧倒的に多いのは「飲み過ぎに注意してください。体に気をつけてください。」ということ。
やっぱ、そんな風に思われてるんだな・・・(笑)
2013年3月15日