何の予定もないと言っていたGW休暇だが、それなりに慌ただしく時間は過ぎていく。
その理由の一つが息子の少年野球。一昨日から愛知県の大会がスタートし、第1回戦が行われたため応援に出掛けたのだ。
以前にも書いたが息子の所属チームは強くない。いや、はっきりいって弱い。ただ最近はかなりいい試合もするようになってきたので、少しは期待できるようになってきたが・・・。
初戦の相手は見るからに強豪。こちらのチームとの身長差は10センチくらいありそうで、バッティングも鋭い。またしても1回戦負けかと味方はみな思っていたのではないだろうか。相変わらず打てないし・・・。
しかし、これまでとは明らかに違うのはミス、エラーがなくなったこと。外野を抜けるような当たりでもポジショニングがよく、しっかりとキャッチ。
少ないチャンスをものにして、何と先制し1点を獲得。その後、1点を取られるものの接戦は続く。そして、5回の裏の守備。何てことはないセンターフライを落球してしまう。その後もランナーを許し、ノーアウト3塁1塁のピンチ。
これまでであればこの段階で勝負は決まっていた。ズルズルと何点か取られ、結局大差で負けることが多かった。しかし、一昨日は違った。
相手チームはスクイズを仕掛けてくる。そのスクイズを外した後、3塁ランナーを挟み見事にアウト。その後もピンチも凌ぎ0点に抑えたのだ。
試合は1対1のドロー。延長戦の時間もないため、くじ引きで勝敗を決める。運よく勝利を呼び寄せた。相手チームからしてみれば、まさかの敗戦じゃなかっただろうか・・・。
勢いがつくとチームは強い。昨日の2回戦はこれまでに見たことのない展開。みんな引き締まっている。
なんと6対0の完勝。それも、驚くことなかれ、一人のランナーも許さない完全試合。試合が終わった後に教えてもらい気づいただけだが、見事な試合だった。
チームとしての一体感が増し(特に昨日の両チームの差はこれ)、緊張感が溢れる試合運び。エースも試合を重ねるごとにコントロールも良くなり、スピードも増している(息子は「オレのリードがいい」と言うが関係ないだろう)。
昨日も塁に出ても、得点を取っても総監督の罵声が飛んでいたが、選手たちは生き生きとプレーをしていた。何事も積み重ねだ。
初めての2回戦突破。一昨日の手に汗握る試合に比べれば昨日は面白みに欠けたが、ドラゴンズのゲームを観ているよりも余程盛り上がる(笑)。
ちょっとうれしいGW前半。
3回戦の相手は優勝候補を破った強豪らしいが、それも楽しみ。5月4日はどんな試合をしてくれるだろうか。
2013年4月30日