またまた少年野球ネタで恐縮である。昨日は息子の所属するチームの3回戦。
前試合は快勝したが、3回戦ともなると甘くはない。相手はさらに強豪。最早チームの勢いも関係ない。それでも気合を入れ直し試合に臨んだ。
ここ2試合は全くエラーが出なかったが、昨日の試合は肝心な場面でエラーが見られた。そこをクリアすればもっと好ゲームになっただろうが、結果は0対5の完敗。これも実力である。
毎回のように出塁しスコアリングポジションにランナーを出すものの、ここでの一発が出ない。
圧倒的な成功率を誇る2塁への盗塁も失敗。
逆に暴投やトンネルで相手にチャンスを与え、それが最後まで試合に響いた。
少年野球を見ていると、いかに一つ一つのプレーが重要であり、一つのミスが致命的になるのがよく分かる。あのプレーがなければと言うのは簡単だが、実際にそのプレーができないから問題なのだ。だとすれば練習し克服するしかない。
今回の敗戦は本人たちもショックだったようだ。それも自分たちのミスが原因となれば、その落ち込みは大きい。
これまでは負けても悔しさを見せなかった連中が、昨日の試合終了後はみんな無口で悔しさを噛みしめていた。それでいい。
自分たちが本当に学べる場は敗戦や失敗でしかない。その経験を通し、次に同じ失敗をしないよう努力するだけのこと。それを肌で感じたのであれば、この後の練習も変わるだろう。それを繰り返していくしかない。
そして、どんなに悔しくても感謝の姿勢は忘れないこと。昨日も次の試合が始まる前に全員でグランドに一礼をしていた。
そんなことを教えてくれる少年野球は素晴らしい。残念な試合ではあったが、僕も人として大切なことを改めて教えてもらった。
悔しさをバネにしろ!そして、次回、もっといい成績を残そう。
2013年5月5日