昨日でJリーグは20周年を迎えたという。言われるまで気づかなかったが、そんな年月が経っていたんだ。よかった、グランパスもこの20年の間に優勝経験があって・・・(笑)。
このJリーグがスタートするまで、僕はサッカーにほとんど興味はなかった。サッカーの経験は体育の授業だけだし、日本リーグなんてどんなチームがあるかも知らなかったし、W杯も観たことはなかった。
それがJリーグブームに乗って、会社にサッカーチームが出来、そこに参加するようになってから見方が変わった。とっても面白いじゃないかと・・・。
チームでは10分も走ればヘロヘロになる状態だったし、ディフェンダーにも関わらずオフサイドを意識せず怒られたりもした。徐々にルールも覚え、サッカーの醍醐味も理解し、少しはうんちくを語れるよう(これはウソだな)になった。技術は全然上達しなかったけど(苦笑)。
Jリーグに贔屓なチームがあるわけではなく、最初の頃はエスパルスを応援していたと思う。グランパスは圧倒的に弱かったし、チームとしてのまとまりも欠けていた。
それが3年目に入り、ベンゲルが采配を取り、ピクシーが縦横無尽に動き回るようになりチームが連動し、見方が変わった。たまたま岐阜の長良川競技場でプレシーズンマッチを観た時、ピクシーの上手さに驚いた。
僕の友人は「ストイコビッチは世界一上手いよ!」と教えてくれたが、当時、ようやく名前を覚えたくらいの僕は「何のこっちゃ」と思うくらいだった。
リーグがスタートし最初の頃はチームが機能せず中々勝てなかったが、ある時期からメチャクチャ強くなった。そして、断然面白いサッカーをするようになった。僕はすっかりグランパスのとりこになってしまった。正式に言えば、3年目からグランパスのファンになったわけだ。
リーグは2位に終わり優勝は逃したが、続いて行われた天皇杯では見事優勝。元旦にテレビの前にかじりつき、興奮しながら観ていた時を今でも鮮明に記憶している。
その後、チーム内でのゴタゴタや相次ぐ監督解任など、順風満帆なチームではなかったが、ファンを辞めることがなかった。ピクシーの瑞穂競技場でのラストゲームも間近で観ることができた。
そして、2010年にそのピクシーが監督として初めてリーグを圧倒的な強さで制覇した。感動した。嬉しかった。
そうか・・・。そんな時間を超え20年も経過したんだ。今年は全く波に乗れないチーム状況だが、これからの奮起に期待したい。頼みますよ!
Jリーグ20周年。
これからも多くの感動をよろしくお願いします。
2013年5月16日