不格好経営―チームDeNAの挑戦 (2013/06/11) 南場 智子 |
発売からまだ1か月足らずというのにあちこちで話題に上っている。
僕の友人もfacebookやいろんな場所で感想もアップされていたり・・・。それだけ著者の南場さんは注目度が高いわけだ(さん付けで呼ぶのは失礼な気もするがこの方が相応しいような気がして)。
何かと露出が多いDeNAの創業者であるとか、いきなり社長を辞任してしまうとか、ビジネスマンにとっての興味度は高く、その真相を教えてくれ~と仕事に尖がった連中が周りに多いと予測。そんな人たちとお付き合いするケースが多数あり、僕の周りに読者が増えるのは自然なことだろう。
僕は10年以上前に南場さんの講演を偶然にも名古屋で拝聴したことがあった。当時から女性起業家としてマスコミを騒がしていたので、どんな経営者なのか興味もあり参加させてもらった。
(偉そうに。ボンクラサラリーマンだったくせに・・・笑)。
確か全国のリサイクルショップの情報を共有させてというような話をされていたと思うが、僕としてはあまりピンと来なかった記憶がある。また、もっと熱く語る経営者かとも思っていたが、とても自然体で表現される方という印象。そのあたりは本書を読めば、素直に納得できる。
南場さんが辿ってきた道のりや想いについては、他の方が述べられているので、あえて僕が感想を言うまでもない。いろんな書評を読んでもらえればと思う。
僕が感じたのは現社長の守安氏の存在の大きさだ。
守安氏の存在は社長交代時とベイスターズ買収の際に頻繁にマスコミに登場した姿しか知らず、どんな方かも全く無知であった。
テレビで観る印象もそれほどインパクトの強い社長像は感じなかった。勝手に今後のDeNAは大丈夫かと大変失礼なことを思っていたくらい。ほんと、すみません・・・。
本書ではその守安社長の会社内における才能や仕事の貢献度が細かに著されている。それは勉強になった。こんな人物だからこそ、この成長企業を引継ぐこともできたのだろうと納得もした。それがよかった。
その買収した横浜ベイスターズは今までの弱さでいいんだけど・・・(笑)。ファンに叱られるな・・・。
お~い、ブランコ、ホームラン打ちすぎだ!
よく勘違いしてしまうのは、スポーツニュースの野球結果の表示。
巨12×D1。なんて表示されると、つい、ドラゴンズぼろ負けじゃんと嘆いてしまう。DはDeNAのことなので関係ないが、Dragons(ドラゴンズ)と勘違いしてしまうのだ。そんな人多くない?(笑)。ちょっと紛らわしかったりする。
とまたしても本書に興味ある方には全く参考にならないブログになってしまった。すいません・・・。
でも、その語り口にとても好感を持った本書。自らのペンで書いた気もしますよ。
ありがとうございました。