一昨日は愛知経営者協会のテーマ別研究会。「優秀な人材の確保・定着」というテーマで意見交換会。地元企業19名の人事担当者が出席され、自社の母集団形成から選考、内定辞退防止に至るまで活発な意見交換が行われた。
僕は先週に引き続き2度目の登壇。なぜ2週連続で呼んで頂いたかは不明。ヒマそうだから使ってやれと思われただけかも(笑)。今回は20分程度講演させて頂き、その後意見交換会に加わった。僕の役割はファシリテーター。
参加者を2つのグループに分け、一つは事務局の責任者が担当し、もう一つが僕の担当。補佐として事務局の方についてもらった。
参加者は100名規模で採用される地元屈指の企業から1名の厳選採用される企業とさまざま。名大社が普段お世話になっているクライアントも多い。気軽に突っ込んで話が聞ける反面、いい加減な対応で信頼を失くすわけにはいかず、案外と難しい。参加者は初対面同士の方が中心のため、ひとつの発言に対して積極的な質問が出るわけではない。
全体のバランスとタイムマネジメントを気にしながら、また参加者の気になる点に留意しながら、話を進行していった。
これがあるべき進行なのかそうでないかは分からない。一流のファシリテーターであれば、相互理解が深められるよう参加者を上手く引き出していくのだろうが、容易なことではない。どうしてもシーンと静まってしまう瞬間は出る。僕が一方的に質問してしまう時間も少なくない。
本業じゃないから仕方ないだろという見方もあるだろうが、頼まれた以上は責任を持ってやらねばならない。反省する面は多い・・・。
それでも熱心で真面目な議論が繰り返されたので有効的な時間であったと思う。僕自身も他社の事例を直接伺うことができ、かなり参考になった。採用数が多かろうが少なかろうが、みなさん真剣。かつ工夫を凝らしながら取組まれている。
そして、言えるのは参加者全員が人が好き、学生が好きということ。仕事は当然のようにこなすとして、その上にその方々の人間性を感じることができた。
この意見交換会終了後は、有志での懇親会。こちらも有意義な時間であった。
女性担当者の参加が一人もなかったのは寂しかったが(笑)、熱い担当者と酒を酌み交わすのは本当に楽しい。ついつい二次会まで行ってしまった。
懇親会に参加された方は普段、他の企業の人事担当と飲むこともないらしく、こんな機会は貴重という。人事担当者同士の交流の場、それもお酒を飲みながらの場が欲しいようだ。
「山田さん、もっとこのような場を企画してくださいよ!」と言われ、即答で「やりましょう!」と言ったもののどうなることか(笑)。
お酒が入るとどうにもこうにも調子よく無責任な発言をしてしまうが、そんなニーズがあるのなら、真剣に考えてみる必要があるかも。いよいよ「職サークル」の出番かな・・・(笑)。
立場が変わると依頼される仕事も多岐に亘ってくる。僕にとっても貴重な経験となるので、本当に有り難いこと。いろんなスキルを身に付けなければならないのは、結構大変だけど・・・。
ありがとうございました!
2013年8月10日