今週の火曜日3日はトーマツベンチャーサミットin東海に参加。地元の経営者を中心に300名の方が名古屋マリオットアソシアホテルに集まった。昨年の同時期も参加したが、スケールは更に大きくなったようだ。
この日のイベントはてんこ盛り。正直な感想を言えば、てんこ盛り過ぎて基調講演やパネルディスカッションの時間が少なく、どうも中途半端に感じてしまった。素晴らしい話ばかりだったので、もう少しじっくりと聞きたかったのが本音。美味しい料理が並んでいたのに途中で下げられてしまった感じだ(笑)。
内容は主催者側の挨拶の他に、大村愛知県知事の挨拶(機嫌がいいのか結構吠えていた・・・笑)、竹中平蔵氏の基調講演「日本経済の成長戦略と東海地区経済への期待」、そして、パネルディスカッション。
竹中氏のキレのいい講演は写真のみでお伝えすることに・・・。
もっとゆっくり聞きたかったな・・・。
今回のブログで紹介するのは、株式会社MTG松下社長、株式会社ティア冨安社長、ブラザー工業株式会社石川専務によるパネルディスカッション。
「わが社の成長戦略」というテーマで1時間熱い話を聞くことができた。厳密に言えば、時間が押して75分、それでも全然足りなく、やむを得ず切り上げた感のあるディスカッションであった。
名大社のクライアントでもあり、社長がどんなタイプかは知っているつもり。とにかく熱い。話し出したら止まらない。制止しなければどこまで突き進んでしまいそうな雰囲気を会場全体に伝えていた。
いずれもこの東海地区を代表する企業。それも個性的でエッジが立つ目立つ存在。同じ経営者としても遥か彼方を歩いておられる。何より感じるのはその目標設定の高さと志、熱い想い。どんなビジネスでもそれさえあれば簡単にクリアできてしまうのではないかと錯覚する。
松下社長は引退されるまでに1兆円企業に育てるという。冨安社長は業界のポジションを変え、全国に紫の看板を立てるという。石川専務の壮大なビジョンも・・・。
第三者的な立場で言えば、到底不可能な目標に思えるが、本人らは何らぶれることはない。空想的な話ではなく実現可能というのだ。全く知らない人が見れば、大ホラ吹きに聞こえると思うが、これが大真面目。その想いがこちらにもヒシヒシと伝わってくる。僕のちっぽけな夢なんて、パネラーにしてみればほんの数秒で達成できてしまいそうなことなのだ。器の違いを感じますね・・・(涙)。
だからこそ刺激を受けながら、自分の中に危機感を醸成していくのだけれど・・・。
そんな熱い話が続くので、予定通りに終わるわけがない。きっとお一人の講演でも足りないくらいだろう。しかし、経営に関して言えばその想いが大切で、どんな苦難も乗り越えられると理解した。指をくわえて見てるだけではいけませんぞ・・・(苦笑)。
パネルディスカッション終了後はビジネス交流会。こちらはわずかな時間だけ参加し途中退席。別の宴席に参加し、一日を終えた。
今回もいい機会を頂きました。ありがとうございました。
2013年9月6日