昨日はCDAプラザの勉強会。10月は毎年恒例の行事で、CDAの通学講座でも講師を務める守屋奈美枝先生を招いて講義を受ける。僕は2年ぶりに参加させてもらった。
テーマは「エンゲージメントを高める」。このエンゲージメントという言葉は最近になって耳にするようになったが、ほんの数年前までは見たことも聞いたこともなかった。(ただ知識がないだけか・・・)
エンゲージメントとは従業員の貢献度を図る指標のこと
・組織の成功のために貢献しようとするモチベーションの高さ
・組織の目標を達成するための重要な業務遂行への意志力
を表す。会社へのロイヤリティとも貢献意欲ともいえる様だ。
今回、僕はキャリアカウンセラーの立場より、組織を率いるリーダーの立場で耳を傾けてきたといってもいい。それだけ今後の社内で生かせそうな要素がいっぱい。
ある調査によれば、日本人従業員のエンゲージメントは、世界28か国中11位。もっと高いのかと予想していたのだが、思ったより低い。中国や韓国の方がエンゲージメントが高いのはかなりの驚き。
それだけ日本人の会社に対する想いは低下しているのだ。不況感や将来への不安、上層部への不信感がその理由でもあるという。少々寂しい話ではあるが、それが実態とするならば、自分たちの手でエンゲージメントを上げていくしかない。
エンゲージメントの高い企業は生産性もアップし、事故発生率は低下し、離職率も下がっているのは調査でも明らかなようだ。それは会社としても理想の姿。そんな会社つくりと個人のトレーニングをしなければならない。
昨日の勉強会では、その個人のトレーニングとして、ペアを組みポジティブな受け答えを継続的に行うワークや自身の強みを他者からポジティブフィードバックをもらうワークを行った。
僕はスケジュール管理が上手くいかず、別の予定と重なっていたため途中で退席したが、このワークもいい経験。自分が話す側でフィードバックをもらうと少々照れくさくなってしまうが、この繰り返しでお互いの強みに気づきを与える。年末の個人面談には生かしてみようと思う。
どんな仕事をする上においても、仮面を取った素の自分が一番パフォーマンスが高まるという。そんな環境を提供するのが僕の重要な役割。自分が素であればいいというわけではないのだ(苦笑)。
エンゲージメントを高めよう!
今日は若手社員の結婚式だし、エンゲージメントが高まる最高のスピーチでも披露するかな・・・(笑)
勉強会には途中までしか参加できなかったが、いい学びになりました。
ありがとうございました!
2013年10月20日