自称映画コラムニストを語って随分と経つ。
いつから語っているかはテキトーなので覚えていない。
ただ昨年は本格稼働で映画館で81本、オンラインで12本、計93本を鑑賞。
自他共に認める鑑賞数といってもいいだろう。

とはいえ肝心なのは本数よりも中身。
コラムニストとしての表現力と作品の良否を見抜く力量。
そのバロメーターになるのがキネマ旬報ベストテン。

ここでの評価と自分の評価と照らし合わせ、納得したり異論を唱えたり。
ちなみに僕の2023年の評価はこちら
昨年末のブログに書いた。

ここでキネマ旬報のベストテンを公表しておこう。
営業妨害になっていたら、すみません。

<日本映画>
1位.せかいのおきく
2位.PERFECT DAYS
3位.ほかげ
4位.福田村事件
5位.
6位.花腐し
7位.怪物
8位.ゴジラー1.0
9位.君たちはどう生きるか
10位.春画先生

<外国映画>
1位.TAR/ター
2位.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
3位.枯れ葉
4位.EO イーオー
5位.フェイブルマンズ
6位.イニシェリン島の精霊
7位.別れる決心
8位.エンパイア・オブ・ライト
9位.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
10位.ウーマン・トーキング 私たちの選択

こんな結果。
リンクが貼ってあるのはブログに書いた作品。
「TAR/ター」と「別れる決心」はオンラインで鑑賞したがブログには書いていない。
やはり映画館とは感動が違う。
正直ここまでの評価ではなかった。

昨年93本の映画を観たとはいえ、日本映画で該当したのが6本、外国映画は5本。
感覚的には優秀作品はほとんど観たつもりだったが、全然だった。

僕のベストテンと被ったのは日本映画は3本、外国映画はなんとゼロ。
僕の評価が評論家とズレている。
僕の感性に映画評論家はついてこれないのかな(笑)。

読者選出でも大差ない。
被ったのは日本映画で4本、外国映画はこちらもゼロ。
う~ん、一般読者とも合わない(汗)。
僕の高評価が認められていない。

えっ!と思うのが正直だが、コラムニストとしてまだまだということか。
もっと修業が必要かも。

それにしても不思議なのが、日本映画読者選出1位の「Gメン」は本編では1点も入っていない。
131位にも入らずのランク外。
こんなに差が出るか・・・。
まあ、映画は自分で楽しめればいいんだろうね。

毎年購入するキネマ旬報ベストテン。
心配なのは年々、薄くなること。
記事も減った。
バロメーターとしてはいつまでも続いて欲しい。