この3連休はあえて予定を入れなかった。
先週までドタバタ状態で来週からも忙しくなるのとちゃんと真面目に勉強しないとヤバいという理由から・・・。勉強することはファイナンス。
これまでカネ系の勉強は避けて通ってきたが、さすがにこの立場になるとそうはいかない。少しでも知識を身に付けようと今回通い始めたビジネススクールでとうとうその科目がやってきたのだ。
テキストを読んで眠くなる。懸命に理解しようと思っても全く頭に入らない。DCF法も正味現在価値もIRRも何のこっちゃって感じ。現実でどうやって生かせばいいのかさっぱり見当もつかない。
それでも知識くらいはつけないとまずいと思い、この3連休はそれなりに勉強した。多分、その時間に対しての知識量は比例していないだろうが・・・(涙)。
空いた時間に読んだ「日経トップリーダー」。今月の特集は”良い叱り方、良い褒め方”。この類の特集はいろんなビジネス誌も取り上げられており目新しさはない。しかし、リーダーにとって永遠に続くテーマ。頭で分かっていてもできないことは多いのだ。
僕自身も以前は随分と叱られた。叱られぱっなしと言っても過言ではない。そして、前社長によく言われたものだ。「叱る」と「怒る」は違うと・・・。上に立つ者は「叱る」と「怒る」の違いを身に付けねければならないと・・・。
自分では意識してきたつもりだが、本当にできたかどうかはかなり疑問。今でもそれは怪しいものだ。
この特集にははっきりと書かれている。
自分が主体なのが「怒る」。相手が主体なのが「叱る」。どんなに感情的なっても叱る時は客観的でなければならない。時々は再認識しないといけないこと。
もっと上手に叱れるようにならないといけないな・・・。もっと上手に褒めることの方が大事かもしれないけど。
それにしても本特集のケースはいかがなものか。失礼にあたるかもしれないが、もっと参考になるケースがあるのではないか。と思ってしまった。僕が慣れ過ぎてしまったせいもあるが・・・(苦笑)。
20年前、10年前と今と比較して、叱り方も変化しているのではないかと思う。表現は悪いが、世代によって叱り方のポイントも変わってくる。
はっきり言って、その変化は本質ではない。しかし、叱ることの本来の目的を考えた場合、その叱り方の悩みは尽きないのかも。
2500年前の「論語」でも叱り方の在り方について言及しているのだから・・・。
2013年11月5日