早いもので結婚して20年。今日がその記念日となる。無理矢理意識しないと忘れてしまうので、このブログでもきちんと報告しておきたい。
あっという間ともいえるし、長い道のりだったともいえる。どちらが辛抱したかといえば、間違いなく嫁さん。家庭内では全く機能しない僕の面倒をよくみてくれた。これは大げさでもなく事実。
嫁さんがいないと家では何もできない。どこに何があるかもわからない。ほんと頼りっぱなしだ。そして、よく叱られる。会社で叱られることはまずないので、自分を叱ってくれる数少ない存在は貴重。
僕も対抗して刃向うが感情的な面を含め(笑)、まず勝てない。家庭内はほぼ100%牛耳っている。
その分、僕は仕事に打ち込めた。安心して外に向かうことができた。役員降格になった時も社長に就任する時も普段と全く変わらない態度で接してくれた(単に僕に関心がないという話もありますが・・・)。
一姫二太郎という理想的な子供にも恵まれた。健康ですくすく育ってくれたのもありがたい限りだが、いつ外に出しても恥ずかしくない(そうでもないか・・・笑)礼儀を教えたのも嫁さん。子育てに関してもほとんど任せきり。僕はカッコつけて言えば背中を見せていただけ。
時に信じられないような罵倒する言葉に僕まで恐れおののいてしまうが(笑)、そんな厳しさがあるからこそ、健全に育ってきたのだろう。これについても感謝である。
それにしてもこれまで結婚記念日は何のお祝いもしてこなかった。10年を迎えた時も何もなかった。今年も今のところ、具体的な計画があるわけではない。旅行でも思うが、多分、僕と二人では嫌がるだろう。たまには夫婦水入らずでとも思うが、それは勘弁してほしいようだ(笑)。
それでも今年については本人の望むものをプレゼントしようと思う。たまには感謝をカタチにしないといけない。思い切り奮発します!
これからどんな年の取り方をしていくかはわからないが、お互い空気のような存在で暮らしていければいい。「酒臭いからあっち向いて寝て」と嫌われながらも、隣にいながら・・・。
面と向かっては恥ずかしくて言えないので、この場を借りて・・・。
これまで支えてくれてありがとう。これからも見捨てずによろしくお願いします。
2014年2月11日