連日、話題となっているソチオリンピックでの日本人選手の活躍。残念がら僕はリアルで一度も見たことがない。
それは興味がないのではなく、健全に夜は睡眠にあててるのが理由。いつも酔っ払いで帰宅するので、すぐ眠くなってしまうのが本当かも(笑)。
そのため選手の活躍ぶりを知るのは翌朝がほとんど。まずはネット配信ニュースとfacebookの友達のコメントをチェックし、TVのスポーツニュースで確認する。本物の感動はリアルのその瞬間であるのは間違いないが、遅ればせながらでも感動のあまり涙がこぼれそうになることも多い。
10代の選手が力を発揮し、初々しくも溌剌とした姿には感激するし、悔しい成績で終わった選手には一緒になって残念がったり・・・。昨日の真央ちゃんにもホロッときたり・・・。メディアの扱い方に様々な課題も隠されているとは思うが、何よりも一人ひとりの選手から学ぶことは多い。
その中でも僕が一番印象的だったのが、スキージャンプの葛西選手。
僕は無責任にも過去6回オリンピックに出場してメダルを獲れないなら、7回目も無理だと思っていた。
(本当に失礼な奴ですね。申し訳ありません。)葛西選手のことを調べもせず先入観だけでそう思っていた。
しかし、結果は僅差の銀メダル。このシーンは僕も体が震えたし、今回のオリンピックでは一番の感動だった。競技終了後のインタビューも最高だった。
「45歳になっても49歳になっても挑戦したい!」というコメントは信じられなかったが(笑)、「努力は裏切らない。」という言葉は心に響いた。最も説得力のある言葉だった。
時に努力は裏切ると、僕は思う。努力しても叶わないこともある。
しかし、である。その裏切った努力の上にある努力といえるのではないか。今回の葛西選手の言葉にはその重さがあったのではないか。何度も努力に裏切られた経験をされ、努力をしても仕方がないと考えた時期もあると思う。
それでも尚、努力し続けてきた。そして、最終的に「努力は裏切らない。」とはっきり言える段階に至ったのだ。
なんて素晴らしいのだろう。どんな偉い方が言うよりも説得力がある。
「努力は裏切らない。」
結果的に真央ちゃんもそうだったと・・・。
果たして僕はそこまで努力しているのか。
その美しい姿を見ながら恥ずかしくもなった。頑張らねば・・・。
2014年2月22日