先週火曜日は西川塾オプション例会。
僕が幹事長を務める西川塾は奇数月が定例会だが、今回は特別に開催。
副幹事長であるライフストーリー総合研究所の吉川くんのネパール山岳トレイルの報告会を行ったのだ。
それは標高4300メートルの山岳を8日間で170km走るという過酷なレース。
彼は時々、とんでもないことにチャレンジする。
6年前にはサハラ砂漠マラソンに臨み、無事に完走して帰ってきた。
その時行った報告会もブログで紹介している。
その際も僕は「お前はバカか」と忠告したが、
今回も「お前はバカか」と言わざるを得なかった。
下手をすれば死ぬことも考えられる。
この大会に臨むのは世界を代表するアスリートや猛者たち。
全世界で36名しか参加しない大会に素人同然の彼がチャレンジした。
背景には彼が事業として行う学生支援で感じたこと。
今の大人を見て、若者は夢を描くことが少ない。
自分が挑戦する姿を見せれば、夢や勇気をもって行動する若者が増える。
そんな熱い想いがそうさせた。
無謀な挑戦だが、僕ら仲間はそんな吉川くんを全面的に応援し送り出した。
彼が身に付けているのは西川塾はじめ彼を応援する企業のロゴTシャツ。
名大社はいいポジション(笑)。
参加者の中でこんなTシャツを着ているのは彼だけで、それが却って目立つ。
体力的には適わないが、どうやら環境適応力には優れていたよう。
体が未然に必要となる栄養素を求めたとのこと。
水やチーズ等乳製品を必要以上に摂り、それが功を奏した。
猛者たちが高山病に罹る中でも彼は罹るなく、見事に走り切った。
写真では分かりずらいが、凄い坂を駆け抜ける。
一歩間違えれば大事故にも・・・。
なんと全体の9位で完走。
いやあ~、凄いね。
「お前はバカか」と言ったことを大いに反省。
すみません・・・。
吉川くんは無謀な挑戦に向いているのかもしれないね。
今回のネパールは大会に出場しただけでない。
ネパールではボランティア活動で筆記用具やTシャツを届けたり、
インドで学校を視察し子供たちと接したりと幅広い活動も行った。
若者に勇気を与えるために駆け抜けた大会だが、僕らが大きな勇気をもらった。
これから開催される大学、高校等での講演会も楽しみ。
締めの挨拶は木下アドバイザー。
普段はイジっているが、この日ばかりは先生、先生と呼んでいた(笑)。
まずはお疲れ様でした。
次はどんなチャレンジをするのかな?
まずはこれからの西川塾を盛り上げていきましょう。
ありがとうございました。