なぜ皇居ランナーの大半が年収700万以上なのか (メディアファクトリー新書) (2014/02/27) 山口 拓朗 |
東京出張の際、何となく軽めの本がいいなあ~と東京駅の書店で手に取った本書。読書中の書籍が思うように進まない時には気分転換にいいかも・・・。
このタイトルに興味を持ち、全く内容を確認しないまま購入してしまったが、タイトルに触れる内容はほんの少しだけ。もっと科学的な根拠も含め書かれているかと勝手に想像したが、大半はマラソンの素晴らしさを綴った本だった。
その分、自らの動機や実体験にオーバーラップさせながら読んでしまった。今、継続的に走っているランナーは多かれ少なかれ本書の内容に当てはまることは多いだろう。
僕も最初はダイエット目的だったような気もするし・・・。結果的に体重は全然減らないので、その効果は疑わしいが、体重が増えないだけでもいいのかもしれない。もし、走っていなければ、恐ろしい事になっているはず。目も当てられない無様は姿を晒していたと思う(笑)。
本書ではランニングで養われる9つのビジネス能力を紹介している。
1.主体性 2.自己マネジメント能力 3.タイムマネジメント能力 4.高いセルフイメージ 5.高い目標達成能力 6.逆境を克服する力 7.発想力 8.集中力 9.人間関係を良好にする能力。
残念ながら僕は9つの能力を満たしていない(涙)。いくつかは該当するかもしれないが、程遠い能力ばかり。まだまだランナーのレベルではないということか・・・。
それはさておき、本書はマラソンPRにはもってこい。マラソンをやれば人生バラ色とも感じられる。きっとそんなはずはないのだが、どうしようかと迷っている方については最適な書籍かもしれない(笑)。