7月6日(土)はFBAAフェスタ2024。
僕が執行役員を務める日本ファミリービジネスアドバイザー協会の一年に1回の大きなイベント。

今年で3年目。
1年目は司会を務めさせてもらった。
昨年は他の行事と重なり参加することはできなかったが、
こうして毎年行われるのは喜ばしい。

今年は東洋学園大学本郷キャンパスで開催され、
テーマは「親の七光りは価値になるか!?」
なんとも意味深なテーマ。
「親の七光り」をプラスと捉えるか、マイナスと捉えるか。
両方の側面があり、考えれば考えるほど深い。

そのテーマに沿った講演、セッションが一日を通して行われた。

僕も朝一で会場入りし、トータル7本のセッションに参加。
懇意にする方もあれば、初めて接する方もあり、充実した時間を過ごさせてもらった。
すべての詳細をご案内したいが、到底無理。

後継者の立場、経営者の妻の立場、
セラピストやコンサルからの視点、
事業をまさに行う親子の取組み等、
てんこ盛りの内容のため簡単にまとめることもできない。

「親の七光り」が上手く反応するケースがあれば負の連鎖を生むケースもある。
当事者の話は説得力があり、僕自身がショックを受けるセッションもあった。
苦しさの中からかすかな光を見つけ、
そこから一歩踏み出し歩んでいく事実はアドバイザーの立場としても大きな学び。
置かれた状況がいろんなケースで語られることで課題解決に繋がることも多い。

セッションのひとつが「同族企業2.0への挑戦」。
これは僕と一緒に名古屋ファミリービジネス研究会を運営する丸山祥子さんのセッション。

この度、他のアドバイザー仲間と新会社を設立され、その取組みも発表された。
株式会社イコールスリーという社名の同族企業専門のコンサルティング・ファーム。
オーナー経営者に権力が集中する一般的な同族企業から
ファミリー全体で価値観を明確にし組織的な活動を推進していくという。

それをビッグテント型ファミリービジネス(同族企業2.0)と名付け、
多方面からサービスを提供。
僕もまだまだ理解不足だが、世の中に必要とされる事業にもなっていくだろう。
その活動を期待したい。

そして、一日の終わりは懇親会。
初対面の方も同じことを学んだ仲間としてすぐに打ち解けることができる。
こちらも楽しい時間が過ぎていった。

この日は大雨の影響で新幹線が大幅に遅延したが、
僕は朝早く出て夜遅くに帰るというスケジュールのため被害はなし。
運も味方につけたわけね。

こうして無事に終了したFBAAフェスタ2024。
運営されたフェローの皆さん、お疲れ様でした。

また、現在、ファミリービジネスアドバイザー認定資格の15期生を募集している。
興味のある方はぜひ、こちらを覗いてもらいたい。

これからも継続的な活動をしていきましょう。
ありがとうございました。