先週、何気なくfacebookを眺めていたら、友達があるイベントページをシェアしていた。一瞬目を疑った。
イベントは『沢木耕太郎さん講演会「旅人として生きる」』。
えっ、ホントに???。
僕が一番好きな作家は誰ですか?と聞かれれば、真っ先に答えるのが沢木耕太郎氏。よくブログに取り上げる伊集院静氏でも池井戸潤氏でもない。
最近はそれほど著書を出されているわけではないので、頻繁に読むわけではないが、僕が最も影響を受けた作家で一番憧れる作家だ。
インチキ臭いが僕の書棚には沢木氏の本がズラッと並ぶ。
(実際に写真を撮るために並び替えた・・・笑)
出版された本は数冊を除いてほとんど読んでいるはず。20代後半に文庫で出版された「深夜特急」をたまたま手にした。それではまってしまった。多分、僕と同じような人は数知れないだろう。影響を受けてアジア一人旅に出掛けた人も多いだろう。
深夜特急で出会ってから、過去の作品をむさぼるように読んだ。
「若き実力者たち」「敗れざる者たち」「テロルの決算」「一瞬の夏」・・・。古本屋を頻繁に覗き、過去の作品も買い漁った(そんな大げさでもないな)。
スポーツノンフィクションに目覚めたのも沢木氏のルポルタージュの影響が強い。映画のコラムやエッセイも好きだ。時々、文体を真似するが、これはマスターベーションに近い(笑)。彼のNHKのドキュメンタリーも録画したり・・・。
まさかそんな方の話が聞けるとは全く予想だにしていなかった。考えもしなかったというのが正直なところ。
早速、その友達に招待してもらえるようにお願いし、講演を申し込んだ。これはかなり嬉しい。毎日ありがたい日々を過ごしているが、その中でも突出している。
日付はゴールデンウィークど真ん中だが、この日はどんな予定が出ようともこちらを優先する。家族サービスもごめんなさい。
いやあ~、本当に嬉しい。どんな話をされるか全く予測できないが、そんなことはどうでもいい。今から当日が待ち遠しい。
Tさん、いい機会を作って頂き、感謝!楽しみにしています!
テーマである旅のことは全然語れないけど・・・。
2014年4月23日