先週16日(火)は第8回名古屋ファミリービジネス研究会Day2。
僕が準備に入ろうとする前に事務局の安田がしっかりと設営してくれた。
いつも申し訳ないね。
感謝!
Day1のいい流れもあり、参加者は開始前からあちこちの話題で花が咲く。
この雰囲気がこの研究会のいいところ。
一応、コーディネーターである僕は盛り上がり状態を継続させること。
テキトーにやっていることを否定はできないが、この柔らかい対応が緊張感をほぐす。
自分なりのいい解釈をしないとね。
冒頭は僕のアイスブレイク。
最近の事例を共有させてもらった。
母親の言葉は重さがあるよね(笑)。
そして、恒例となった西タイム。
アップデートしたジュノグラムを発表してもらった。
Day1の振り返りは櫻山さん。
振り返りといいつつ新ネタが盛り込まれていた。
さすが!
Day2のメインは株式会社グラスティの平林社長。
僕が尊敬するファミリービジネスアドバイザーの先輩でありメンター。
昨年に続き登壇頂いた。
テーマは「『理念・価値観を守り事業を推進する』ための非同族幹部の育成と家訓・家憲の存在」。
テーマは昨年と同じだが、内容はかなりバージョンアップ。
初めて伺う話も多く、気づかされることも多かった。
3サークルモデルを基本に三次元発展型モデルへと繋いでいく。
3サークルモデルが時間と共にどう変化していくか分かりやすく説明してもらった。
ファミリーシステムとビジネスシステムの対比も納得できること。
お互いの視点を交え価値観からビジョン、投資、ガバナンスまで組み立てると経営計画も見やすくなる。
ビジネスの中期経営計画は当たり前に組むが、ファミリーの中期経営計画を考えることは少ない。
その重要性は大いに参考になったことだろう。
非同族幹部の育成も日本の「商家」の歴史を踏まえ解説。
大番頭、ご意見番、女房役、右腕型補佐役、懐刀と立場により役割がある。
それは会社にもいえること。
他にも学ぶ点はいくつもあったがブログはここまで。
今回の研究会も参加者にとっては価値のある場となった。
終了後は懇親会。
体調不良の方の欠席はあったが、ほぼ全員が参加し親睦を深める。
僕ら事務局は何もすることはない。
一緒にお酒を飲み、楽しむだけ。
真面目な現実の課題を話すこともあれば、くだらない内容もあったり。
それはそれでいい。
最後は名古屋ナモ締めではなく平林さんの一丁締め。
ナモ締めは先に取っておきましょう(笑)。
参加者同士の距離感も更に縮まり、とても有意義な研究会となった。
来月も楽しみになってきた。
引き続きよろしくお願いします。