今年で7年目を迎えた南山大学の「自己とキャリアの形成」。
6月から週2回、大学に出向き学生170名に対しての授業。
全14回を7月22日で終えた。
ニシダとのテツ&チカのコンビも円熟味を増してきたのではないか。
(写真はそれぞれに撮っているのでピンですが・・・笑)
打ち合わせをしなくてもツッコミどころも理解しているので、時間を持て余すことはない。
学生も退屈せずに授業を聞ける。
といっても漫才を行っているのではない。
教えるというよりは考える、自分で答えを導くのが基本。
口酸っぱく「正解のない問いに向き合う」というので、戸惑う学生も多かっただろう。
毎回、リアクションペーパーで振り返りを読むが、その成長具合が理解できる。
出席だけしている学生も少なからずいるので、その差は歴然。
大学2年、3年のこの時期に将来をじっくり考える行為は必ず役に立つ。
未来に対して悲観的な学生は意外と多い。
働きたくない学生もやりたいことがない学生も多いのが現実。
それを否定することなく、むしろ肯定的に捉え情報発信するのが僕らの役割。
いろんな背中を見せることで、一歩踏み出すキッカケを作ってもらえばいい。
今年は大学OBを中心に6名のゲストに登壇してもらい、
学生生活を含めたこれまでのキャリアを語ってもらった。
名大社の若手を含めれば8名になるのか。
まさに十人十色。
それぞれが迷いながら悩みながら前を向き生きている。
カッコいいことばかりを伝えるのではない。
ダメだった自分を伝えることが勇気を与えることもある。
リアルな姿は間違いなく学生に響く。
その行動を基にクランボルツやシュロスバーグらの理論を重ねれば説得力も増す。
7年もやっていればコツは掴めるんだよ。
遅いか(笑)
授業期間はハードスケジュールのためしんどさもあるが、
リアクションペーパーから元気をもらうことも。
特に最後の授業では僕やニシダに感謝を述べてくれる学生が多い。
中には2Qの授業で一番良かったという感想も・・・。
少しでも役に立ったのなら、非常勤講師のこの仕事もありがたい。
こちらも感謝ですね。
あとは成績をつけるだけ。
ただ、これがほんと大変。
ほぼ毎日、空いた時間に試験のレポートをチェック。
膨大な量を読み込み成績に反映させる。
明日はニシダと格闘しながら最終的な成績を決める。
このレポートは提出して終わりじゃない。
自分のこれからに役に立つはず。
自己分析や自分の方向性を描くための重要なテキスト。
そうなることを願いながら格闘する。
夏休み前の大事な仕事。
力を振り絞って頑張りましょう。
僕よりもシステムに落とし込むニシダが頑張るんだけどね。
よろしくお願いしま~す!