先週18(火)日は第8回名古屋ファミリービジネス研究会Day4。
早いもので今年の研究会も後半戦に入った。
回を追うごとに雰囲気は良くなり、
開始前から各テーブルではいろんな話が広がる。

今回も僕のアイスブレイクからスタート。

前回の「映画に学ぶファミリービジネス」は勝手に好評と判断し継続。
これをキッカケに「ディア・ファミリー」を観に行かれた方もいたし。
今回は「アイアンクロー」
伝説的なプロレスラーを父に持つ家族の栄光と悲劇を描いた人間ドラマだが、
間違いなくファミリービジネス。
父親の押し付けに息子たちが翻弄される。

中小企業のオーナーに当てはめると分かりやすい。
どこまで伝わったかは不明だが、ケーススタディとして相応しい。
次回もやっていこうかな・・・。

Day3の丸山さんの振り返りから受講者に「ファミリーとビジネスの境界」について発表してもらう。

こういった情報共有もとても参考になる。
そしてメインの「効果的な授業承継と事業承継計画の作成」。
毎年恒例のグロースリンク税理士法人の鶴田幸久代表の講演とワーク。

事務局でもある鶴田さんにこのパートをお任せし6年目。
会社の規模は毎年大きくなっていく。
順調に業績を伸ばし人材採用も積極的だが、M&Aにも力を入れる。
今年10月には渋谷にも事務所を開設。

自らの実践も講義内容に盛り込むため説得力は増す。
他社を巻き込む難しさも教えてもらった。

内容は昨年よりかなりアップデート。
ありがたいことに講師の方々は毎回内容を見直してこの会に臨んで頂く。
常連の受講者にとっても毎回新しい気づきがあり学びは多い。
常に改善を繰り返し場を作るのがこの会のいい点のひとつ。

今回も事業承継の現状と課題から相続対策、税制改正、
事業承継税制まで幅広く話をしてもらった。
このような堅い話は眠くなることが多いが、ここはさすがの鶴田さん。
要点を分かりやすく面白おかしくまとめ、スッと体に入っていく。
税理士への対策も教えてくれるので、速攻で役に立つ。

この分野は参加者の課題感も強いため、気づきの共有は終わらない。
強制的に区切らないと話は永遠に続く。
この時間も勉強になるので重要だけど・・・。

終了後はいつもの通り懇親会。
受講者は全員参加。
研究会では大人しいが、懇親会では場を盛り上げる方もいる。
その存在もありがたい(笑)。
一人一人が突っ込んだ話を前向きにするのがいい。
大常連の方からは「今年が一番、真面目で積極的」という言葉も頂いた。

名古屋ナモ締めは先月行ったので今回は封印。
そんなことは関係なく盛り上がった懇親会。
今回もいい場が提供できたと自画自賛。
僕自身も自分事として勉強になった。

今回もありがとうございました。
残り2回も盛り上げていきましょう。