一昨日月曜は午後から「ジモトシゴト研究所ワークショップ」。
一体、「ジモトシゴト研究所」って何だ?と思われたことだろう。
当初は秘密結社(?)的にこの地元で働くとはどんなことだろう、何が嬉しいのだろう、中小企業で働く魅力はなんだろうとという事を考える場を作っていた。
それをトコトン研究して、名大社なりのジモトシゴトを見極め、会社としてメッセージを発信していこうとできたのが「ジモトシゴト研究所」。
大手企業よりも地元の中小企業をフォーカスし、その魅力を伝えていく。
そのためには中小企業が魅力的になること、中小企業が魅力的と思わせることが大切になる。
就活生が最初から中小企業を魅力的と感じるのは少ないのが現状。決してそれが悪いのではない。それを伝えきれていない自分たちや企業に責任があると考えてもいい。
そこで「ジモトシゴト研究所」を設立して、情報発信をしていくこととなった。それを名大社だけで考えて情報を提供するのは限界がある。
また、自分たちの理想を企業に押し付けることになる。それは正しい姿とはいえないだろうというのが僕たちの見解。そのため第一弾として、いろんな方を交えワークショップを行ったのだ。
本来はうちの綺麗なセミナールームを使えばいいのだが(笑)、たまたまクライアントに貸出ししていたこともあり、貸会議室を借りて、みっちり3時間のワークショップ。
参加してもらったのは、僕のマーケ師匠、知り合いやクライアントの経営者、中堅、若手の採用担当者、採用コンサルタント、フリーライター、そしてうちのメンバーと業種、世代、役割もバラバラ。
元々、今回のワークで全てをまとめるつもりはなかったので、できるだけ意見は拡散した方がいいと思い、様々な価値観の方をお招きしたのだ。
詳しい内容は今後Webで展開する予定なので待っていてもらいたいが、自分たちだけでは思いつかないような課題やアイデアがあふれ出てきた。
今の時代、部屋に閉じこもって考えてるだけでは新しいものは生まれませんね(笑)。やはり共創の時代ですね。
すぐに方向性が固まり、一本の筋道ができたわけではないが、これを繰り返すことにより、自社の振り返りになったり、今後の対策になったりする。
多くの意見を頂き、場を提供した名大社が一番メリットが大きかったのかもしれないが、参加頂いたそれぞれの方にも新しい気づきがあったようだ。これからはこういった場から新しいビジネスが生まれてくるのだろう。
今の若い世代の人生観や与えられた教育環境を変えていくことは僕らにはできない。しかし、その若い世代に新しい価値観を吹き込み、前向きな一歩を踏み出させることはできるはず。
それを自分たちだけではなく、多くの方と一緒に発信していく。個人と企業がよりよい関係性を築くためにジモトがある。保守的に安定だけを求めるのがジモトではない。新しい価値創造や本当の働きがいを求めていく。ちょっとカッコつけすぎ(笑)。そのためのジモトシゴト研究所。
少しずつカタチを作っていくのだ。
一昨日、参加頂いたみなさん、ご協力ありがとうございました。
また、今後、絡んでいただける方も求めています。
どうぞよろしくお願いします。
2014年8月13日