日経ビジネスとか日経トップリーダーとか日経BP社の雑誌を定期購読していると
たまにオマケで送られてくる「MOMENTUM」。
ちょっと気取ったセレブっぽい雑誌。
先日、送られた雑誌をパラパラめくっているとあることに気づく。
やたら腕時計の広告が多い。
特集記事も最新の時計の紹介が目立つ。
圧倒的にスイス製のオートマチックの高級時計ばかり。
雑誌を眺めながら「いいなあ~」とため息をもらしながら値段を確認すると、
300~400万円の時計が当たり前のように掲載されている。
中には1000万を超える商品も多い。
それはこの雑誌に限らず、本屋で立ち読みする男性向けのファッション誌もそうだし、
ちょっと硬めの経済雑誌でもそう。
日経新聞も腕時計の広告が多い。
ダルビッシュ投手はスポーツ欄より経済面での登場の方が多いのではないか(笑)。
写真の広告は違うけど・・・。
高級時計の売れ行きはいいと聞く。
僕ももう一つくらい時計を持っていると生き方が変わるのではないかと思ったりもする。
(実際は変わらないだろうが・・・笑)
確かに高級時計のニーズは高いだろうが、何百万円もする時計がそんなに売れるのだろうか。
この広告は何個売れれば元が取れるのだろうか。
ついどうでもいいことを考えてしまう。
ターゲットを富裕層に置く雑誌ばかりだろうが、飛ぶようには売れないだろう。
貧乏人のひがみでしかないが、そんな広告効果は期待できないんじゃないか。
それとも刷り込みで2~3年後に買ってもらおうという長期戦略か・・・。
そんなことを素人ながら考える。
携帯電話を肌身離さす持つ時代。
腕時計なんて必要ないといえば必要ない。
僕も5年前まではほとんど腕時計は付けなかった。
それがどうだろう、最近は必ずと言っていいほど腕に巻いている。
それも偉そうに服装によって変えながら・・・。
特に男性にとってそんな存在なのかもしれない。
今や車よりも腕時計の方が究極の贅沢品なのかもしれない。
少なからず僕も影響は受けているし、お金が貯まったらあのブランドが欲しいとも思う。
何百万円もする時計は怖くて付けられないけど・・・。
腕時計の広告の特殊性について書こうと思ったブログだが、自分の願望になってしまった(笑)。