可能な限りであるが、何年に一度かは自分にご褒美を上げたいと思う。
最近は何故か腕時計に興味を奪われることが多い。
スマホが当たり前の時代。特になくても問題はない。
夏場は暑く、腕に汗をかく。金属製のベルトは肌が荒れる。
従って、目に入ってくる腕時計は革ベルトかラバーベルトの製品が中心となる。
今年は数年ぶりに新たな一本を購入しようと考えていた。
コツコツとお小遣いを貯め(笑)、その機会を伺っていた。
スイス製もいいができれば日本製がいい。
グランドセイコーもいいが、ほとんどはステンレス製ベルトだ。
そして、今回決めたのがこれ。
MINASEの【 FIVE WINDOWS Power Reserve Indicator 】
といっても、ほとんどの人が知らないと思う。
僕が知ったのもたまたま藤巻百貨店のWebサイトを見て気づいたのがきっかけ。
しかし、玄人筋に言わせれば、かなりの技術力を持っているという。
協和精工株式会社という切削工具メーカーがドリル製造と金属切削のノウハウを活かし、
手掛けた腕時計なのだ。ほぼ一目惚れに近い。
これも偶然だが、懇意にするヒゲは濃いがアタマは剥げた新米社長がたまたま紹介してくれ、
(失礼な表現ですね。スイマセン)、この時計を手に取った。
「お~、なかなか、いいじゃないか。」
といつもと少しだけ違うチープな表現でこの時計をまじまじと見つめた。
限定100個。回転錘には名前を刻印してくれる。
すなわち世界に一個しかない腕時計なのだ。
よくわからないと思うが、僕の名前がしっかりと刻み込まれている。
それが先日、僕の手元に届いた。
腕に巻くとこんな感じ。
ハハ~ン、いいでしょ?
ちょっとした自慢(笑)。
何百万もする時計をいくつも持っておられる方からすれば、
鼻で笑われるかもしれないが、僕にとっては貴重な一本。
触れ込みでは100年後も語ることができるらしい。
息子の代、また、その後も引き継がれていくのなら、尚、嬉しい。
ちなみにMINASEというブランドは、工房のある秋田県の皆瀬(みなせ)の土地から由来している。
職人が一つひとつ手作りで生産している。
ちょっと宣伝っぽく、かつ、ただの自慢ブログになってしまったが、これも日本の匠の姿。
大切に使っていきたい。
これはオマケにもらったフランク三浦。
う~ん、これはどうするかな・・・(笑)。