今週火曜日はジオコス伊藤社長にお誘いを頂き、
「とよたの山里マッチングツアー」なるものに参加した。
日程が空いていただけという不純な動機で、
どんな目的のツアーなのかは理解しないまま朝一番に名古屋駅に集合し出発。
僕と同じような社長さんもきっといたと思う。
それでも参加することが大切(笑)。
総勢20名ほどの参加者がマイクロバスに揺られ目的地に向かう。
場所は豊田市の稲武地区、旭地区。豊田市は市町村合併を繰り返し、
今や愛知県の1/4の面積を持つ大きな都市。
しかし、人口減少の煽りをうけ、過疎化の村も多い。
目的地である稲武地区、旭地区もそれにあたるが、
現在、豊田市が懸命に町おこしを行っている。
それも企業を巻き込み、CSR活動やビジネスで繋ぐことを中心に。
この日視察した先は4か所。
耕作放棄地を活用したブルーベリー農園。
こんな感じ。
地元の建設会社杉田組さんが農業参入を行い、ブルーベリー栽培で地域を活性化させようとしている。
直営のケーキ屋さんでアイスクリームをご馳走になってしまった。
その積極的に姿勢には熱いものを感じた。
昼食は道の駅どんぐりの里。地産地消のお弁当。
愛情が込められている。
午後は廃校になった小学校を訪問。
周辺の育成林の意味合いに森林を守る重要さを教えてもらった。
そして、ジオコスさんの新たな事業の一つ、企業ファーム。
耕作放棄地を活用し、企業研修や社会貢献に活かすという取組み。
社員同士が自然の中でコミュニケーションを図ることは、
IT化が進みどんどん効率的になっていく企業内ではストレス解消にもなりいいのかもしれない。
社員研修やロイヤリティの醸成にはいい。
最後にお邪魔したのがお須原山。
住友ゴム工業さんと地域の方が共同で里山整備を行う。
森林は自然のまま放置しておけばいいものではない。伐採し植林する作業が必要。
それによりこんな景色も楽しむことができる。
本当はもっと美しい風景が眺められるらしいけど・・・。
こうして、4か所をそれぞれの目的で視察させてもらった。
僕ができることはまだ正直浮かばない。
名大社として取り組む必要があるとも感じるが、
具体的にどうしていけばいいのかはまだイメージできない。
ただ関わる方の真剣さと地域の方の温かさ、そして、地域が抱える課題、
それは十分、理解できた。
僕が育ってきた岐阜の田舎も同様。
まだまだ先はといえこれからの問題は目に見えている。
地域で事業を行う者として真摯に向き合っていくことは重要だろう。
とても参考になりました。
ありがとうございました。