お互い気を遣っていたつもりですが、寝てしまうと関係ないようです。
先輩のイビキにうなされ、熟睡することができませんでした。
それでも僕は一番遠い場所だったので恵まれていたようです。
これが複数名で寝る良さでもあります。

朝食バイキングを堪能し、2日目の目的地へ向かいました。
午前中は湯布院。由布岳を越えると街が見えてきます。

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ここは名誉本部長でもあるパフ釘崎社長の故郷。
最近は東京人ぶって、もんじゃ焼きを気取って作っていますが、ただの九州の田舎者です。
「どげんするのか~。」なんて言ったりするのです。

それでも僕の湯布院のイメージは大人の女性が浴衣姿で温泉街を歩く、
熟年夫婦が仲睦まじく温泉を楽しむと、静かで優雅な雰囲気を醸し出す温泉です。
リタイヤしたら嫁さんを連れて、肩なんて揉んであげようと思ったりしてしまいます。

期待満々でバスから降りました。
ここは一定の時間、自由行動。特に仲間を求めるわけでもなく、
いくつかのグループに分かれ散策します。

向かったのは金鱗湖。

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ほんのりと紅葉が混じり、秋の景色に気持ちを和めます。
大分、いや九州を代表する観光地であることに納得します。
こじんまりとしたお土産屋さんを覗きながら小さな町を歩きます。

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しばらく時間が経つうちにどんどん観光客が増えてきます。
半分くらいが中国人観光客に思われます。
こんなところまでにも来るのかと驚きと共にそのパワーには感心します。

湯布院に向かう途中にバスガイドさんは言ってました。
「湯布院は軽井沢みたいなもんですよ。お土産屋さんはいっぱいですよ。」
「ふ~ん」
と話半分で聞いていましたが、町全体を見渡すうちにそれを感じるようになってきました。
別々に行動しているメンバーが共有のiCloudに写真をアップします。

ここは湯布院なのか。

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これは湯布院に必要なのか。

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これは湯布院に生息しているのか。

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これも湯布院の名物なのか。

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どんどん分からなくなってきます。

「こんなお店も流行るのだろうか・・・」
と思いながらも、僕はワインの試飲を飲んだりします。

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ゆず胡椒とかぼす醤油をお土産に買って納得します。

変化する町が生き残るのか、変化しない町が生き残るのか。
全国各地で厳しい選択を迫られているとは思いますが、ここは数少ない勝ち組でしょう。
本当はもっと見るべきポイントがあったのかもしれません。
何故か今日のブログは食べ物ブログの口調になってしまいました。
理由は分かりません。

1時間45分ときっちり時間を過ごし、次の目的地である太宰府天満宮に向かいました。

(続く・・・)