今週火曜日は改めて従業員満足度を高める必要性を感じた一日だった。
午後は大塚商会さんの参加し、講演会に出席。
前ホテルアソシア名古屋ターミナル社長柴田秋雄氏の話を伺った。
このホテルの再生をまとめた映画の上映会も時々開催されているが、
僕はタイミングが合わず、まだ観ていない状態。かなり感動的だという。
機会があれば是非、鑑賞したいが、今回の講演も感動する内容だった。
8億の債務超過を抱えるホテルの再生物語であったが、
そこで繰り広げられたのは従業員に対する愛情と信頼。
経営戦略もあるが、人への想いが再生の全てといっていいだろう。
いかに従業員を信用して仕事を任せていく。
それが主体的な行動に変わり、ひとつひとつのサービスも向上していく。
会社の掲げている理念は「日本一幸せな従業員をつくる」こと。
それを徹底し、ES(従業員満足度)を高めることが結果的にCS(顧客満足度)を高めることに繋がる。
これは最近、僕が常に思っていること。
今のうちの会社としてどう高めるのか。
また、それをどうクライアントにも伝えていくのかが重要なテーマでもある。
特に中小企業の場合はESを高めることが会社の魅力を伝えることに直結する。
自らがその存在になっていくのが僕の理想でもある。
その点で言えば、今回の柴田氏の講演は腹落ちすると同時に共感と尊敬の念を抱くもの。
会社も家族も一緒なのだ。
まだまだ僕はそれを実践できていない要素は多いけど(苦笑)。
この日は夕方から西川塾の班会議。
塾主の考えやアドバイスを伺いながら、塾生の会社の課題を共有していく。
ここでも話題となったのは人材育成の話。
社員を家族とみなし、どんどん仕事を任せ、現有の社員をピカピカの存在していく。
それは中小企業の方が取り組みやすく、仕事のヤリガイも生まれやすい。
塾生同士が互いにディスカッションしながら共通認識が生まれるのが班会議では重要。
面と向かって「従業員が一番だ!みんなありがとう~!」と言うのは恥ずかしい(笑)。
照れくさくてできないのが現実。
しかし、大切なのは言葉。こちらの想いを言葉にして伝えなければならない。
それは褒めることも叱ることも励ますことも全て。
任せながら、どうやってコミュニケーションを取っていくのか。
これは簡単そうで難しい。
そんなことを思いながら過ごした火曜日。
結局、会社を支えているのはトップではなく、そこに働く仲間。従業員の存在である。
トップで会社は変わるのかもしれないが、変えるの一人ひとりのメンバーだ。
そこはしっかりと認識しておかねばならない。
何だか今週は内向きなブログばかり書いてきた気がする。
まあ、たまには許してくれるだろう(笑)。