今年最後の円頓寺シリーズです。
なんと30回目を迎えることが出来ました。
これもひとえに人気食べ物ブロガーを支えてくれた30万人の読者の方のおかげです。
改めて感謝申し上げます。
とてもありがたいことではありますが、止めるに止められなくなってきました。
来年はどうすればいいでしょうか?
このまま続けてもいいのでしょうか?
と少しだけ途方に暮れている年末であります。
今回は今年最後ということもあり、ちょっと豪華な円頓寺シリーズです。
円頓寺本町の商店街を歩いていきます。
円頓寺商店街とは違い、昭和な雰囲気が残っています。
本町を抜け、菊井町交差点に向かった先にある「海鮮中国料理 黄河」さんに行ってきました。
知る人ぞ知る有名店です。
予約がないと入れないと専らの噂です。この日も予約で席は満杯でした。
ビールで乾杯した後、さて何を頼もうかとメニューを眺めながら悩みます。
見たことも聞いたこともないメニューが並んでいるので、
どんなものか提供されるかさっぱりイメージが湧きません。
「え~い、こういった時は直感に限る!」
と長年鍛えた人気食べ物ブロガーの勘を頼りに注文します。
出てきました。紋甲イカの何とか・・・。
正式名称は忘れました。これも中国料理なのか・・・。
そんな感じで食べます。
雲丹と卵のふんわり炒め。
天津飯じゃありませんよ。そう思った方、素人ですな(笑)。
初めて食べる食感。美味です。
このころから紹興酒に移ります。
まずは8年物を飲み、その後は15年物を飲みます。
う~ん、円頓寺シリーズ始まって以来の豪華さです。
そして、上海蟹の紹興酒浸け。
これも初めていただきました。
思わず「あっ、小さい」と心の中で叫んでしまいましたが、こんなものなんでしょうか。
タラバガニを食べる感じとは真逆です。
蟹を食べているというよりは珍味を食べている感覚。
食べなれない感が思い切り出てしまいました。
お酒の弱い人が食べたら、これだけで酔ってしまうでしょう。
予約をしないと食べられない一品です。
店内は静かでお客さんも上品です。
写真を撮るのもはばかれるような気がしたので、誰にも気づかれないように撮ってみます。
案の定、自分が写ってしまいました。
その後は小難しいことが書いてあった酢豚、そして、〆に五目チャーハンをいただきました。
個人的には五目チャーハンが一番美味しかったような気もします(笑)。
これはもう一度食べたい。写真は撮り忘れました。
この五目チャーハンも1200円するので、それなりのお値段のお店です。
普段の円頓寺シリーズのようなお気軽な感じではありません。
(ランチはそうでもないようですが・・・。)
今年の最後を飾る、それも30回記念だがらこそ、行けるお店なのです。
ほろ酔い気分でお店を出ます。
ごちそうさまでした。
食べ物のはなし、来年もどうぞよろしくお願いします。