昨日のブログで糸島で合宿めいたことを書いた。
では、実際、何をやっていたか。今日はそこを明らかにする。
(もったいぶってるイヤな感じ・・・笑)

月曜にお邪魔したのは糸島市にあるライズアップケヤ。

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もともとスーパーマーケットだった場所を移住者が改装し、
イベントスペースやコワーキングの要素を加え、
移住者と地元の人が混じり合うコミュニティスペースとした。

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???状態だと思うが、最近は都会から田舎へ移住し、そこできっちりとビジネスも行いながら、
地域の方と共に暮らしていく生活スタイルが増えているという。
このライズアップケヤもその一つで、こちらの代表の須賀大介さんも東京でIT企業を経営していたが、
東日本大震災をきっかけにこちらに仕事と生活拠点を移した。

今回はそこにお邪魔し、その経緯から現在の取り組み、未来に向けた展開を伺った。
最近でこそ地元の方と全く縁もゆかりもない方との接点が増え、共同に取り組む事業も増えてきたが、
当初はよそ者扱いで苦労されたようだ。
まあ、それは当然のことで、日本の地方で全くの部外者を歓迎する地域はほとんどないだろう。
我が東海も元々保守的な土地柄なので、そんな意味では閉鎖的。
東海地区出身以外の方が慣れるにはかなりの時間が要する。

そんな地元の背景も含め、今回の取り組みは学びになった。
メインは2日目に行われた「ラーニングジャーニーin糸島」でのプレゼン。

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ラーニングジャーニー?
ランニング用のジャージを着てプレゼンすることですね。
あっ、ややウケ(笑)。
そうではなく、旅をしながら学ぶことを言う。
ブログで紹介はしていないが、これまでも山梨、蒲郡、大垣など各地域で同様の活動をしてきた。
今回が福岡の糸島というわけだ。

ここでは代表の須賀さんと一部では有名で熱烈なファンを持つ畠山千春さんのプレゼンが中心。

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畠山さんのキャリアも個性的で、埼玉出身、東京で仕事をされていたのだが、
この糸島に移住してこられた。
これまでやってきた仕事とは全く異なり、鶏を絞め、猪を射止め、米や野菜を作り、
古民家まで改装してしまうという超アクティブな女性。
見かけからは想像できないが、ケロッとした表情で当たり前のように話される。
農学部出身でも獣医学部でもなく、今やっていることは今までのキャリアとは全く関係ない。
すべてネットで学んだという凄腕での持ち主。
いやあ~、ビックリというか感動。

前日も彼女が捕獲した猪を美味しくいただいた(笑)。

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これも貴重な経験。
現在は他の移住者と共同でワークショップを行ったり、地域の方と溶け込んで生活をしている。
基本的に自給自足で、1か月に8000円あれば生活は可能らしい。
とても数年前まで都会のオフィスに勤めていたとは思えない。
彼女も東日本大震災がきっかけという。

この2人に働き方は僕にはとても新鮮。
普段、就職支援を行い、いかに求職者や学生と企業をマッチングさせるかばかり考えている
自分たちにとっては異なる価値観に移る。
しかし、その生き生きとした表情や将来に向かう姿勢に新しい働き方の可能性を感じた。

きっと東海地区でも移住先に相応しい場所はあるだろう。
いつか、そのような場所で、こんなような人たちと仕事をするのも楽しいだろうし、
そこを結びつけるお手伝いもしてみたい。

こういった移住者が活躍するにはITを上手く絡ませることも必須。
僕もアナログばかりでなく、そんなことも知らなけばならない。
感化され、最新のテクノロジーを駆使してムービーを作ってみた(笑)。

結局飲んでいるだけじゃないかという声が聞こえそう・・・。
写真をつなぎ合わせて動画にするだけだが、結構面白いし、簡単。

今回の「ラーニングジャーニーin糸島」では、新たに福岡の仲間ともご縁を頂いた。
本当はもっとゆっくりしたかったし、いろんな方と話もしたかったが、
後ろ髪をひかれながら夜の便で名古屋へ帰ることに。
また、来ますね!みなさん、よろしくお願いします!

有意義な時間をありがとうございました。