この写真は土曜日のイングランド戦。
思わずエース水谷選手を撮ってしまった。
激闘の末の勝利。
2対1でゲームを奪われ、あと1セットでイングランドの選手の勝ちが決まる。
それも6対10であと1点取れば相手が勝つ絶体絶命の場面。
水谷選手は6連続ポイントを取り逆転勝利。
最終セットもその勢いで獲得し、日本代表は決勝へ駒を進めた。
いやあ、痺れた。
その前にナゴヤドームで観ていた侍ジャパンの試合よりも面白かった。
敗れはしたが、第3試合の大島選手も良かった。
まるで映画「ピンポン」を観ているかのような壮絶なラリー。
体が震えた。素晴らしい試合だった。
先週は時間がある時はかなり卓球の試合を観ていた。
これだけ観たのは初めてではないかな。
たまたま観た木曜の女子のドイツ戦から釘付けになった。
美誠ちゃんも凄い。とても15歳の心臓とは思えない・・・。
これまであまり明かしていなかったが、僕は中学、高校の6年間、卓球をやっていた。
高校の部活ではキャプテンも務めた。
全く成績を残せなかったことと非常に地味で暗いスポーツのため、
隠していたわけではないが自ら積極的に語ることはなかった。
スポーツとしての地位も低かったように思う。
しかし、今回の世界卓球で見方が変わった人も多かったのではないだろうか。
あのスピードと球捌き、瞬発力は小さいスペースだからこそ成せる技。
普段関心のない嫁さんも息子もTVから目が離せなくなっていた。
そして、昨日の決勝戦。
男女とも敗れて銀メダルだが、誇らしく思えてならなかった。
特に男子は39年ぶりに決勝へ進んだわけだから、胸を張って帰国すればいい。
代表はイケメンも多いから、かなり人気も出るだろう。
それにしても中国は強すぎ。
男女とも1試合も落としていないなんて、他の競技ではあり得ない。
結局、昨日はずっとTVを観ていたので、本来やろうとしていたことが全くできず。
まあ、たまにはいい。
すごく興奮して楽しませてもらったし・・・。
今、卓球はすごく面白い。