7日(木)、8日(金)は東京出張。
名大社では昨日から転職フェアを開催中だが、
なぜかここ最近は必ずと言っていいほど、出張が重なってしまう。
昨日はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の定期総会及び定例会。
早いもので8期を終え9期を迎える。
18卒新卒採用に向け、いろんな角度から話し合いを行った。
その前日の一昨日はパフさん主催の「職サークルシンポジウム」。
年1回開催される採用担当者向けのイベントで僕は時間のある限り参加している。
今回も豪華ラインナップのプログラムであった。
すべてを紹介すると1週間分のブログになるので、ここは端折って紹介させてもらう。
まずいきなり登場したのが寸劇。
パフさん恒例の企画だが、過去見させてもらったのはいかにも昭和チックなほんわかした寸劇。
必ず「三丁目の夕日」のBGMが流れていたんじゃないのかな(笑)。
それが今回は180度異なり、シュールとも言えなくはないが、ズシリとくる。
そして、最後は感動を与えてくれた。
これまではパフの代表であり、愚か者名誉本部長という一部の方しか認識していない釘崎さん
(紹介長すぎ)の脚本だったが、今回は来年入社の内定者の作品。
学生にしてプロの脚本家だという。
舞台で演じる社員さんも表現力があり、見事な構成だった。
個人的には主役を演じる女子学生がよかった(笑)。
ただ今回参加の目的はこの寸劇ではなく(すいません)、人材研究所の曽和利光さんの基調講演であり、
採用学を執筆された横浜国立大学の服部先生のパネルディスカッション。
曽和さんの著書は以前ブログでも書かせてもらった。
僕らは僕らなりに新卒採用の現状を把握しているつもりだが、それだけでは片手落ち。
常に情報は吸収せねばならないし学ばねばならない。
そんな点では大いに勉強させてもらった。
勉強といえば、採用担当者として自社の活動を話された大江戸温泉物語の小椋さんも
コガソフトウェアの高橋さんにも学ばせてもらった。
しくじり学園はパクらせてもらおうかな(笑)。
全体を通して感じたのは、これからの新卒採用をどうしていくべきかという問題提起。
ナビ、エントリーシートが当たり前になってきたことにより、
それを前提に採用プランを組み立てる。
それが採用担当者の思考や行動を鈍らせ、大切なものを見落としてしまっていることは多い。
同時に限界も見えていた。
自戒の念を含め、いい機会をいただいた。
参加された採用担当者の中には耳が痛い方もいたことだろう。
今回のシンポジウムを通して名大社がやれること、僕自身がやれることも改めて見えてきた。
会社でいえばパフさんが提供しているインターンシップ「100×10チャレンジ」を
名古屋版に変化させ18卒からは実施していく。
その理念を生かしつつ、ジモト採用というキーワードに繋げていきたい。
そして、僕自身はもっと中小企業のトップに働いかけることができるのではないだろうか。
現場で動いている社員さんはどんな方であれ会社の意向を反映させ活動を行う。
学生への接触頻度、自己開示力、効率化と非効率化。
特に中小企業の場合は、トップの考え次第でその在り方は変わる。
いい影響だけ出ればいいが、そうでないケースは多いだろう。
そこを踏まえれば、普段仕事をしていない(?)僕自身がやるべきこともありそうだ。
そんな感じで、感化されてしまった。
今日は雨の転職フェア。
その状況を眺めながら、やるべきことをじっくりと考えていきたい。
ありがとうございました。